
肩関節周囲炎がひどくなっている場合
・腕が前からあがらない。
・腕が後ろに回らない
・肩の前側や後ろ側の痛みが続く
など、症状が悪くなれば、肩関節が動かなくなり日常に支障が出る厄介な症状です。
肩関節周囲炎で腕が上がらなかった腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
前橋市50代 会社員の男性とのやり取りのテーマで
お届けいたします。
同じような症状でお困りの方のお役に立てたら幸いです。
こんにちは、群馬県高崎市の整体。ゆあさです。
目次
肩峰下インピンジメント
前・横・後ろの動きで痛みや引っかかりが出る場合
| 腕の動かす方向 | 出やすい症状 | 体の中で起きていること | 痛みが出る理由 |
|---|---|---|---|
| 前に上げる(前方挙上) | 前肩の詰まり感・ズキッと痛む・途中で止まる | 上腕骨が前にズレやすい状態 | 肩の前側で腱や組織が圧迫される |
| 横に上げる(外転) | 60〜120°で強い痛み・引っかかる感じ | 肩峰の下で棘上筋腱が通過 | 肩の屋根の下で筋肉が挟まれる典型動作 |
| 後ろに引く(伸展) | 肩前側が突っ張る・可動域が狭い | 肩後方の硬さ・関節の滑り不良 | 後ろが硬いため前側に負担が集中 |
| 後ろに手を回す(内旋動作) | エプロン動作で痛い・背中に手が届かない | 肩甲骨と上腕骨の連動不良 | 無理な動きで前側が圧迫される |
| 腕を回す(回旋動作) | ゴリッとする・引っかかる | 関節の動きがスムーズでない | 腱と骨の摩擦が増えている |
| 動かし始め | 最初の一動作が痛い | 滑液の循環不足・炎症 | 組織の滑りが悪く摩擦が強い |
共通して言えること
✔ 前・横・後ろ どの方向でも痛みが出る=肩の中のスペースが狭い状態
✔ 肩だけでなく 姿勢・肩甲骨・背中の硬さ・腕のねじれ が関与
✔ 動かすたびに腱がこすれ、炎症が続いている状態
肩関節周囲炎、腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性とのやり取り
高崎市の整体ゆあさ
「今日は、どうされましたか?」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『半年前から整形で五十肩の診断を受けて自分でリハビリを
していたのですがなかなか良くならなくて、それと五十肩に
なる前の2ヶ月前に腱鞘炎なりまして。』
高崎市の整体ゆあさ
「実際にどの位腕は、挙がりますか?手首も動かない状態ですか?」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『前と横は、この肩までくらいまでしか挙がりません。
手首もかなり動きが悪いですね~』
検査中
高崎市の整体ゆあさ
「これだとすでに肩関節が拘縮肩になりけ肩関節の中で筋肉が骨に挟まって炎症を起こしている状態でですから、
仕事や日常にかなりの支障がででいたでしょう。
手首はかなりねじれがきつく入っていますね。」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『はい、体は洗えないし、袖を通したり、背中に手を回す、寝返りうつのも
大変でした。』
高崎市の整体ゆあさ
「五十肩になった原因としては、手首のねじれや腱鞘炎も関係
日腕全体、前腕や肘、肩まで負担をかけてしまっていたと思います。」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『手首がよくなったと思っていたら今度は五十肩でしたから
腕全体の骨や筋肉の状態が関係してるんですね。』
高崎市の整体ゆあさ
「手首や肩で大変でしたと思いますが、
腕が挙がるまでは、前、横、後ろまで普通に動くまでは、3か月はかかります、手首の動きと
後はリハビリで少しずつ出していきましょう。」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『はい、完全によくなるまで通ってみようと思います。』
高崎市の整体ゆあさ
「では、少し可動域を出していきますね。」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『はい、よろしくお願いします。』
肩峰下インピンジメントを一言でいうと
まず「肩峰下」ってどこ?

肩関節の上には屋根のような骨があり、それが肩峰。
その下のすき間が 肩峰下スペース です。
ここには
- 棘上筋腱
- 上腕二頭筋長頭腱
- 肩峰下滑液包
が通っています。
つまり 腕を上げるたびに動く超重要パーツの通り道 です。
肩峰下インピンジメントで起きていること
肩の通り道が狭くなり、腱が毎回こすられている状態。
正常な肩
肩峰(屋根)
↓ 余裕のあるスペース
腱・滑液包
↓
上腕骨
インピンジメントの肩
肩峰(屋根)
↓ スペースがつぶれる
腱が圧迫
↓
上腕骨が上にズレる
なぜ肩関節のスペースが狭くなる?
| 起きていること | 肩の中での変化 |
|---|---|
| 猫背・巻き肩 | 屋根が前下に倒れ下がる |
| 肩甲骨が動かない | 腕を上げても広がらない |
| 上腕骨が上にズレる | 腱が毎回押される |
| 棘上筋の弱化 | 骨頭を支えられない |
| 滑液包の炎症 | 腫れてさらに狭くなる |
肩の中の悪循環
姿勢が崩れる
→ 肩甲骨が固まる
→ 腕を上げる
→ 腱がぶつかる
→ 炎症が起きる
→ 腫れてさらに狭くなる
→ もっとぶつかる
※続くと腱板損傷へ進行することも。
こんな肩の状態
✔ 腕を横から上げると途中で痛い
✔ 夜にズキズキする
✔ 後ろに手が回らない
✔ 洗濯物干しがつらい
✔ 服の着脱が激痛
これは「動かした時だけ痛い」のではなく、肩の構造バランスが崩れている状態。
本来の動き vs 異常な動き
| 正常 | インピンジメント |
|---|---|
| 上腕骨は下に引き込まれる | 上に突き上げる |
| 肩甲骨は後傾・外旋 | 前傾したまま |
| スペースが広がる | 開かない |
よくある誤解
❌ 肩を鍛えれば治る → 圧迫して悪化
❌ 肩だけの問題 → 背中・胸郭・首・体幹が関与
本質
肩峰下インピンジメントは
肩の衝突事故ではなく、全身の姿勢エラーが作った“慢性的な交通渋滞” です。
肩峰下インピンジメントの前兆・進行・改善期間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 前兆 | 肩の違和感・動かし始めの軽い痛み・腕を上げた時の引っかかり感 |
| 初期の関節内の状態 | 肩峰の下で腱や滑液包がこすれ始める |
| 炎症が進んだ状態 | 腫れ・炎症増加・動作時痛の悪化 |
| 中期の症状 | 夜間痛・肩の可動域制限・腕が上がりにくい |
| さらに進行した状態 | 腱板の機能低下・部分損傷につながる可能性 |
| 軽度の改善目安 | 数週間〜1か月程度 |
| 慢性化した場合 | 2〜3か月以上かかることもある |
| 回復に影響する要素 | 姿勢の改善・肩甲骨の動き・炎症管理・日常動作の見直し |
どんな症状が出る?
- 腕を横から上げると痛い
- バンザイがしにくい
- 洗濯物を干すのがつらい
- 髪を結ぶのが痛い
- 夜、ズキズキして目が覚める
- 肩が引っかかる感じがする
- だんだん腕が上がらなくなる
最初は違和感だけでも、放っておくと悪化しやすいです。
原因は「肩」だけじゃない
実は本当の原因はここ👇
- 猫背
- 巻き肩
- スマホ首
- 背中が固い
- 腕がねじれている
- 呼吸が浅い
- デスクワーク姿勢の固定
これらで 肩甲骨の位置がズレる → 肩の中が狭くなる → 挟まる
という流れが起きます。
大事なポイント
❌ 肩を使いすぎただけではない
⭕ 姿勢と体の連動が崩れて起きるトラブル
つまり、肩だけ揉んでも根本は変わらず
体全体のバランスを整えることが改善のカギになります。
肩峰下インピジメントの調整とアプローチのやり取り
高崎市の整体ゆあさ
「これで、ちょっと腕を前、前、横、後ろに上げてみてもらえますか?」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『あっ来た時よりも、楽に腕が挙がります。』
高崎市の整体ゆあさ
「まだ、完全にはあがらないですが、後はベッドで
バランス調整します。」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『これで、もう少し変わるといいですね~』
高崎市の整体ゆあさ
「頭と腕とカカトのゆがみとっていきます。」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『こういうの何かはじめてで、結構変わるもんですね~』
高崎市の整体ゆあさ
「では、バランスも整ったので、ゆっくり立って動きの
確認をしてください。」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『またさっきより腕が挙がります。手首もよく動きます。
こんなに動けるのなんて久しぶりです。』
高崎市の整体ゆあさ
「簡単なリハビリ教えますので、無理のないように
毎日行ってください。」
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
『はいありがとうございます。今上着を来てもこんな楽に
前は通せなかったですが、今は楽に着れます。』
とここまでが
腕を回す動かすと肩に激痛がでる男性
やり取りです。
まとめ
肩峰下インピジメントになると、肩や腕全体の可動域、日常にかなりの支障が出ますし
回復にも2,3ヶ月の時間がかかります。
腕が上がらないということは、肩の可動性がなくなる
だけではなく、肩甲骨やその分の負担が肘や手首にも