
今回は
「髪を強く縛ることで首が上を向きづらくなる」
というテーマについてお伝えします。
実際に来院された安中市40代女性・事務職の方の体験をもとに、
・首を上に向けると痛い
・慢性的な首こり
・頭痛や肩こり
・上を向く動作がつらい
このような症状が、髪を強く縛る習慣と関係していたケースです。
同じように首痛・肩こり・頭痛で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
こんにちは、高崎市箕郷町の整体ゆあさです。
目次
髪を強く縛ると首が上を向きづらくなる理由
髪をきつく縛ると、頭皮が常に引っ張られます。
この状態が続くと、頭蓋骨・首・顎のバランスに影響が出ることがあります。
特に次のような状態が起こりやすくなります。
髪を縛ることで起きる身体の変化
| 部位・状態 | 身体への影響 | 出やすい症状 |
|---|---|---|
| 頭皮:髪を強く引っ張る | 頭皮の緊張が続く | 頭痛 |
| 頭蓋骨:左右バランスが崩れる | 頭のゆがみ | 目の疲れ |
| 後頭部:後頭下筋が緊張 | 首の可動域低下 | 首痛 |
| 顎:噛みしめが強くなる | 顎関節の緊張 | 顎の違和感 |
| 首:首の後ろが固まる | 上を向きづらい | 首こり |
| 肩:僧帽筋が緊張 | 肩の血流低下 | 肩こり |
このように、髪を縛ることは頭皮だけでなく首や肩にも影響することがあります。
首痛と関係が深い後頭下筋

■ 後頭下筋とは何か?
後頭下筋は、
頭の付け根(後頭部)にある小さな筋肉の集まりで
- 頭の角度を細かく調整する
- 目の動きと連動する
- バランスや姿勢をコントロールする
という、かなり重要な役割を持っています。
首の付け根には
後頭下筋(こうとうかきん)
という筋肉があります。
この筋肉は、上部頸椎のC1,2番に関与しており
・頭の重さを支える
・首の動きを細かく調整する
・姿勢を安定させる
という役割を持っています。
しかし、髪をきつく縛ることで頭皮が引っ張られると、
この後頭下筋が常に緊張しやすくなります。
後頭下筋は、後頭骨と頸椎をつなぐ非常に重要な筋肉です。
髪をきつく縛ることで、
- 常に引っ張られた状態になる
- 無意識に緊張が続く
- 筋肉が硬くなる(持続的収縮)
その結果、
- 血流低下
- 神経の圧迫
- 頭痛・後頭部痛
👉 「夕方になるとズーンと重い頭痛」はここが原因のことが多いです
なぜ髪の毛を後ろで強く縛ると、後頭下筋に影響が出るのか
結論からいうと、
髪を後ろで強く縛ることで「頭皮→筋膜→後頭下筋」にテンション(引っ張り)が伝わるからです。
しかもこれは、単なる皮膚の問題ではなく、
**深い筋肉や神経まで影響が連鎖する“構造的なつながり”**なんです。
■ 髪を強く結ぶと何が起きているのか?
髪の毛を後ろで引っ張ると、実際には
- 頭皮が後ろに引っ張られる
- その下にある**帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)**が緊張
- さらに後頭部の筋肉に負担がかかる
という流れが起きます。
なぜ影響が強く出るのか?(ここが重要)
① 頭皮と後頭下筋は“筋膜でつながっている”
頭皮は単独ではなく
👉 頭皮
👉 帽状腱膜
👉 後頭筋
👉 後頭下筋
という一枚の膜のような構造で連動しています。
つまり
👉 髪を引っ張る
= 頭皮が引っ張られる
= 深部の筋肉も引っ張られる
という状態になります。
② 後頭下筋は“センサー筋”だから過敏
後頭下筋には
👉 体の位置を感じるセンサー(固有受容器)
が非常に多く存在します。
だから少しの刺激でも
- 緊張しやすい
- 固まりやすい
- 疲労しやすい
という特徴があります。
③ 引っ張り続けることで“持続的な緊張”になる
強く結ぶ状態は
👉 常に引っ張られている状態(持続ストレス)
になります。
これによって
- 後頭下筋がずっと収縮
- 血流が悪くなる
- 神経が圧迫される
実際に起きる不調
強く縛る習慣が続くと
- 後頭部の重だるさ
- 締めつけるような頭痛
- 首こり・肩こり
- 目の奥の痛み(眼精疲労)
- めまい・ふわふわ感
などが起こりやすくなります。
いわゆる
👉 ポニーテール頭痛の正体です。
整体的な視点(かなり大事)
ここが見落とされがちなポイントです👇
実は後頭下筋は
👉 目
👉 顎(噛みしめ)
👉 首
👉 骨盤
と連動しています。
つまり
髪を強く結ぶ → 後頭部が緊張 → 全身のバランスが崩れる
という流れにもつながります。
後頭下筋が硬くなると起こりやすい症状
| 症状 | 原因 |
|---|---|
| 首痛 | 首の可動域低下 |
| 肩こり | 首の筋肉の緊張 |
| 頭痛 | 血流低下 |
| めまい | 首の神経の緊張 |
| 耳鳴り | 後頭部の筋緊張 |
| 目の疲れ | 頭部の血流低下 |
このように、首痛だけでなく様々な症状の原因になることがあります。
首(頸椎)への影響

頸椎は、7つの骨で成り立っていますが、髪を縛っている状態では、
上部頸椎は伸展(上に伸ばされている)
下部頸椎は、屈曲(顎側に引っ張られる)
様に頸椎や肩甲挙筋・僧帽筋などに負担がかかり続けます
👉 「なんとなく首が詰まる感じ」「動かしづらい」は典型的サインです
安中市40代女性事務員の長い髪をきつく縛るクセの方とのやりとり
今回ご紹介するのは
安中市40代女性・事務職の方です。
この方は当院のリピーターですが、来院当時は
仕事柄、腰まである長い髪をいつも強く縛っていました。
整体ゆあさでは、施術の前後は
「髪を縛らないでください」
とお伝えしています。
理由は、髪を縛ることで
・頭皮が引っ張られる
・頭のバランスが崩れる
・首の筋肉が緊張する
可能性があるためです。
しかし施術後に首が楽になっても、
「髪を縛らないと落ち着かない」と言われていました。
その後、髪を短くカットしだしたら首が楽に
ところが、ここ2か月の間に
安中市40代女性・事務職の方は髪を短く切ったそうです。
最初は肩までその後少しずつ短くし、
最終的には縛らなくてよい程の短い髪型になりました。
すると最近、こんな変化が出てきたのです。
「以前は首を上に向けるのがつらかったけど
最近は、首痛も気にならないんです」
以前と今の違いを整理すると、次の3つでした。
首が楽になった理由
| 変化 | 身体への影響 |
|---|---|
| 髪が短くなった | 頭の重さが軽減 |
| 髪を縛らなくなった | 頭皮の緊張(後頭下筋)負担が減少 |
| 頭皮が引っ張られない | 首の筋肉がゆるむ、肩の負担軽減 |
この3つの要素が重なり、
首の動きや痛みが改善した可能性があります。
頭が軽くなったという感覚
ご本人に確認すると
「そうかもしれないですね」
「頭が軽くなった気がします」
と話されていました。
実際、髪の重さや引っ張りが減ることで
・頭皮の緊張が減る
・首の負担が減る
・姿勢バランスが整う
というメリットが出たということになります。
髪を縛る習慣が首痛の原因になっていることも
髪を結ぶこと自体が決して悪いわけではありません。
しかし、次のような場合は注意が必要です。
首痛が起こりやすい髪縛り
| 習慣 | 身体への影響 |
|---|---|
| ポニーテールを強く結ぶ | 頭皮の緊張 |
| 同じ位置で結ぶ | 頭のバランス偏り |
| 長時間結ぶ | 首の負担増加 |
| 寝る時も縛る | 首の緊張 |
| ゴムが強すぎる | 頭皮の圧迫 |
このような習慣が続くと、
首痛・肩こり・頭痛の原因になることがあります。
首や頭がつらいときは締め付けない
身体がつらいときほど、
・髪
・服
・姿勢
など、締め付けるものは減らすことが大切です。
特に頭部は、
神経や血流が集中している場所です。
頭皮の緊張が続くと
・頭痛
・首痛
・肩こり
・めまい
・自律神経の乱れ
につながることもあります。
整体ゆあさの後頭骨のアプローチ

後頭骨とのつながりを見る全身ポイント
高崎市の整体ゆあさでは、
後頭骨を次のような視点で検査します。
| 検査部位 | 確認する内容 |
|---|---|
| 足首 | 身体の土台 |
| 骨盤 | 姿勢バランス |
| 背骨 | 神経の通り |
| 肩甲骨 | 肩の可動域 |
| 首 | 頸椎の動き |
| 頭蓋骨 | 頭のバランス |
首だけではなく、
全身のバランスを確認することが大切です。
■ 予防と対策
シンプルですが重要です👇
- 強く縛らない(ゆるめる)
- 同じ位置で結び続けない
- 時々ほどく
- 後頭部を軽くゆるめる(押さないストレッチ)
まとめ:(高崎市箕郷町)整体ゆあさ
今回のケースでは
髪を強く縛る習慣
が、首の動きに影響していた可能性がありました。
特に次の3つが重要です。
・髪の重さ
・頭皮の引っ張り
・頭のバランス
髪を短くし、縛らなくなったことで
首を上に向ける動作が楽になった
という変化がありました。
もしあなたも
・首を上に向けると痛い
・慢性的な首こり
・頭痛や肩こり
・髪を強く結ぶ習慣がある
髪を強く縛ると頭皮が引っ張られる
後頭下筋は敏感なので不調が出やすい
筋膜なので
このような場合は、
髪型や頭皮の状態も見直してみてください。
小さな毎日のクセや習慣が、
首痛の原因になっていることもあるのです。
もし
👉「結ぶと頭痛が出る」
👉「後頭部がいつも重い」
こういう場合は、
単なる肩こりではなく
後頭下筋の過緊張が原因の可能性が高いです。
前橋市・高崎市・安中市・渋川市・など群馬県全域から患者さんが来ています。