
今やスマートフォンは、生活に欠かせない存在。
朝の目覚まし、通勤中のニュースチェック、休憩時間のSNS、youtubeでの動画鑑賞、ゲーム――。
気づけば一日の大半、スマホに触れていませんか?
でも、便利で楽しいスマホライフの裏側で、“からだの使い方”は、誰も教えてくれないという現実もあります。
画面を覗き込む姿勢が当たり前になり、首が前に突き出て、肩が内側に巻き込まれたまま…。
その状態、何時間も続いていませんか?
あなたの仲間や、家族も誰一人、そんな姿勢すら気が付かずに、画面や検索に夢中になっています。
目次
📱便利な時代に潜む、スマホの見えない落とし穴
文明は進歩しても、私たちの体が無理をしていれば、必ず“ツケ”はやってきます。
「便利なはずなのに、なんだか疲れる」
「肩が重い」「首がつらい」「顔もどことなく老けた気がする」
そんな、身体のお悩み、実はスマホの使い方、姿勢が原因かもしれません。
こんにちは、高崎市整体ゆあさです。
整体の視点から、身体全体の不調(痛み・歪み・ねじれ)骨格や筋肉からの原因を「バッサバッサと斬り込んでく」マニアックな内容でお伝えします。
ですから、「スマホ姿勢の教科書」として最後までお付き合いできれば、幸いです。
📱「スマホ病・症候群」とは?

スマホ病とは、スマートフォンを長時間・日常的に使用することで生じる身体的・精神的な不調の総称です。代表的な症状や影響を以下に分類します。
スマートフォンは便利なツールである一方で、過度な使用は精神的・身体的健康に悪影響を及ぼします。
特に成長期の子どもや若者にとって、その影響は深刻です。個人としての意識改革だけでなく、家庭や学校、社会全体での取り組みが求められています。
スマートフォンとの健全な関係を築くために、使用習慣を見直し、必要に応じて専門家の助けを借りることも重要です。
🔎 身体的な「スマホ病・症候群」といわれる症状
症状 | 原因となるスマホ動作 | 説明 |
---|---|---|
ストレートネック(スマホ首) | 前かがみ姿勢でスマホを見る | 頚椎の自然なカーブが失われ、首の痛みや肩こりを誘発 |
スマホ巻き肩 | 両腕を前に出し続ける姿勢 | 肩が内側に巻き、呼吸が浅くなる・猫背が悪化 |
腱鞘炎(親指・小指) | 指先だけで画面操作を繰り返す | 腱の炎症による痛み、バネ指やスマホ小指 |
眼精疲労・ドライアイ | 小さな文字を長時間画面を凝視 | 瞬き減少・目の乾燥・視力低下の恐れ |
手首のねじれ・痛み・変形 | 手首を無理な角度で固定 | 尺屈や橈屈による手根骨のゆがみ・腱鞘への圧迫 |
頭痛・肩こり・背中の張り | 姿勢の崩れからくる筋緊張 | 自律神経の乱れや血流不足によって悪化 |
🧠 精神的な「スマホ病・症候群」といわれる症状

症状 | 原因 | 説明 |
---|---|---|
睡眠障害・眠りが浅い | 寝る直前のスマホ使用 | ブルーライトがメラトニン分泌を抑制し、寝つきが悪くなる |
不安感・集中力低下 | SNSや情報過多 | 脳が常に刺激を受け過ぎて疲労、注意散漫になる |
孤独感・うつ傾向 | SNS依存 | 他人と比較しやすくなり、自己肯定感の低下を招く |
スマホ依存症 | 使用時間のコントロール不能 | 通知が気になり、手放せない状態に陥る |
こんな中、なぜスマホ巻き肩が現代人に多いのか?
スマホを使う時間は、もはや生活のあちこちに入り込んでいます。
特に以下のような習慣がある方は要注意です!
- 長時間のデスクワークやオンライン授業
- スマホ・タブレット・ノートPCの多用
- 家事や育児で前かがみの姿勢が多い
こういった生活習慣が、知らず知らずのうちに肩を内に巻き込み、猫背をクセにしていきます。
スマホは小さな画面をのぞき込むために、首を前に突き出し、自然と肩をすぼめた姿勢になりやすいのです。
スマホ姿勢で起こる「間違った身体の使い方」
スマホを使うときの姿勢を、あなたは意識していますか?
無意識のうちに、こんな“クセ”が定着していません?
❌ 首を突き出す姿勢
→ 頸椎(けいつい)=首の骨に大きな負担がかかり、「ストレートネック」と呼ばれる状態になります。
本来、首の骨は緩やかなカーブを描いて頭の重さ(ボウリング球ほど3~5キロ)を支えていますが、このカーブが失われると、頭の重さを直接首の筋肉が支えることになり、首、肩の筋肉が常に緊張状態に。
結果として――
- 首こりや肩こりの慢性化
- 緊張型頭痛や眼精疲労
- 自律神経の乱れによる不調(めまい・動悸・不眠)
など、全身に波及するトラブルの引き金となります。
また、スマホをのぞき見るとき、気づけばアゴが前に突き出ていませんか? その小さなクセが、首に「数倍の重さ」をかけているのです。
❌ 肩を内巻きに固定
→ 長時間スマホを使う姿勢では、**肩が内側に入り込んだ状態(巻き肩)**になりやすくなります。
この姿勢では、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬く縮まり、デコルテラインのサコツにもねじれが入りに背中の筋肉(僧帽筋・菱形筋など)は、首が前方にいってるため後ろ側(首の付け根)頚椎の7番当りが引き伸ばされてしまいます。
すると、肩甲骨が外側へ開いたまま固定され、肩関節の動きが狭まり、腕が上がりにくくなったり、肩がこりやすくなったり肩甲骨の内側が痛くなったりしてストレートネック状になります。
そのままにしておくと…
- 巻き肩の固定化
- 呼吸が浅くなって疲れやすい体質に
- 肩が上がらない「四十肩・五十肩」につながる
スマホやパソコン操作のクセが、「年齢のせいじゃない肩の痛み」を生み出しているかもしれません。
❌ 背中を丸めて固まる
→ スマホ操作中は無意識に背中を丸めて、猫背の姿勢になっていませんか?
この状態が続くと、背中の筋肉(特に脊柱起立筋)が引き伸ばされっぱなしになり、筋肉疲労とともに背骨全体が柔軟性を失って固まりやすくなります。
すると、肺が広がりにくくなり、呼吸が浅くなってしまうため、頭部・脳への酸素供給が低下。
結果的に…
- だるさ・疲労感がとれない
- イライラしやすくなる
- 睡眠の質が低下する
- 自律神経のバランスが崩れやすくなる
また、見た目にも「元気がなさそう」「老けて見える」といった印象を与えてしまいます。
❌ 手首・肘を斜めに固定
→ スマホを持つとき、手首を内側にねじったり、肘を固定したまま親指だけを酷使することが多くありませんか?
この不自然な手首・前腕の使い方が、筋肉と腱にじわじわと負担をかけ続けます。
📋 スマホ巻き肩の姿勢崩れと体への影響
❶ 肩が内巻き(巻き肩) | 胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が縮む 肩甲骨が外に広がる | 肩関節の可動域が狭くなり、腕が上げづらくなる | 肩こり、呼吸の浅さ、姿勢の崩れ、猫背 | スマホ操作中に肩が前に出ることで、胸の筋肉が縮こまり、背中側の筋肉は常に引き伸ばされてしまいます。結果、肩甲骨がロックされ動きにくくなります。 |
❷ 背中が丸まる(猫背) | 菱形筋・僧帽筋が緊張しっぱなし 腰や脊柱も丸く固まる | 姿勢が前傾し、全身の筋肉バランスが崩れる | 背中の痛み・だるさ・疲労感・集中力低下 | デスクワークやスマホ使用で長時間前かがみの姿勢が続くと、背中の筋肉が伸びたまま固まり、姿勢が丸く固定されます。 |
❸ 頭が前に出る(ストレートネック)スマホ首 | 頸椎のカーブが失われ、首の筋肉に負担集中 | 頭の重さを首が直接支える状態になり疲れやすい | 首こり、頭痛、眼精疲労、めまい | スマホを覗き込む姿勢で首が前に出ると、通常あるはずの“湾曲(カーブ)”が失われてストレートネックになります。 |
❹ 手首・肘が固定される | 手首や親指、肘に持続的な負荷 前腕筋の緊張 | 肘・手首に炎症が起きやすくなる | スマホ肘、腱鞘炎、ばね指、手のしびれ | スマホを片手で長時間持ったり、親指で画面を操作し続けることで、手首や指、肘への負担が慢性化します。 |
❺ 姿勢の左右差(片手スマホ・頬杖) | 骨盤や肩の高さに左右差が発生 首や顎のねじれ | 表情筋・顔の左右バランスが崩れる | 顔の歪み、片側だけむくむ、目の大きさが違う | 片方ばかりでスマホを持ったり頬杖をつくクセがあると、体のねじれが生じ、顎・肩・骨盤の高さやバランスに影響します。 |
❻ 呼吸が浅くなる(姿勢固定による) | 横隔膜の動きが低下 肋骨の可動が減少 | 酸素不足 → 自律神経が乱れる | 眠りが浅い、慢性疲労、イライラ感 | 背中が丸まることで胸が開かなくなり、深い呼吸ができなくなります。これが交感神経を優位にし、疲労や精神不安を助長します。 |
❼ 顔を近づけすぎる | 顎関節や首の付け根、眼筋に負担 | 表情の左右差・顔の筋緊張 | 顔のたるみ、二重アゴ、むくみ、眼精疲労 | 画面を見ようと顔を前に出すクセは、顎や目、表情筋のバランスを崩し、フェイスラインに左右差が出やすくなります。 |
📱スマホの使い方で引き起こる「手首のねじれ」と巻き肩の関係

このねじれはやがて、腕から肩へと広がり、次のような連鎖を引き起こします。
🌀手・手首のねじれ“からスマホ巻き肩”を生み出す
私たちはスマートフォンを操作するとき、無意識に手首を小指側(尺屈)に曲げながら手首をねじり込ませるようにスマホを手の指で掴んで画面を覗き込んでいます。
このとき「手首のシワ」を注目してください。シワが斜めに入り、前腕の骨(橈骨と尺骨)に高低差が生まれ、ねじれの力が加わる状態になります。
さらに、多くの人がスマホを小指で下から支えるように握っているため、小指の付け根から手首までの筋肉は常に縮んだまま。
このクセが続くことで、小指が内側(中指方向)に巻き込まれた状態が固定され、手の(中手骨縮む)手首〜前腕〜肘~肩にかけて、無意識のうちにねじれが蓄積して広がっていくのです。
小指・手首から始まったわずかなねじれは、やがて、腕肩に波及し、
- 肩関節の内巻き(巻き肩)
- 肩甲骨の可動域制限
- 背中の丸まり(猫背化)
- 首の前傾姿勢(ストレートネック)
- 呼吸の浅さ・頭痛・肩こり
といった、姿勢不良と体の不調の連鎖と肩のねじれを引き起こします。
つまり、巻き肩や首こりといった不調は、実は「肩そのものの問題」ではなく、
“手の持ち方”や“手首の使い方”という“末端のクセ”から始まっていることが非常に多いのです。
「スマホ小指」と「スマホ腱鞘炎(けんしょうえん)」
スマートフォンの長時間使用によって現れる現代特有の手指・手首の不調です。以下に、それぞれの概要と関係性をわかりやすくまとめます。

📱 スマホ小指とは?
✅ どんな状態?
スマホを片手で持つ際、小指でスマホの下を支える持ち方をしていませんか?
この状態が長時間・日常的に続くと、小指の関節が変形したり、違和感・痛みが出るようになります。
✅ よくある症状
- 小指の付け根がへこんでくる
- 小指に痛みやしびれを感じる
- 関節が太くなる
- 指が曲がったまま内側に入るクセ、小指の第二関節が伸びていない
✅ 原因
- スマホの重みが小指の一点側に集中
- 小指側の筋肉・腱・中手骨への負荷が繰り返し加わる
- 手首~前腕にかけてねじれ・負担が蓄積
- <リハビリ>ー小指の手首側の部分を反対のでつかみもんで指先に向けて軽く引っ張り上げる
🤕 スマホ腱鞘炎とは?
✅ 腱鞘炎とは?
**腱鞘(けんしょう)**とは、腱を包んで動きを滑らかにする筒状の組織のこと。スマホを使いすぎると、腱と腱鞘の間で摩擦が起こり、炎症を起こして痛みが出ます。
✅ よくある症状
- 親指や手首の付け根がズキズキ痛む
- 物をつかむと痛い
- 朝に手がこわばる
- ドケルバン病(親指の腱鞘炎)の発症
✅ 原因
- スマホの操作(特に親指でのスクロール・タップ)の繰り返し
- 長時間の手首の固定(角度固定状態での筋緊張)
- 指・手首を動かす筋肉のオーバーユース
- <リハビリ>ー親指つけねの手首側の部分を反対の指で摘みながらで手の甲側にに向けて広げてあげる
🌀 スマホ小指とスマホ腱鞘炎の関係
項目 | スマホ小指 | スマホ腱鞘炎 |
---|---|---|
主な原因 | 小指で支える持ち方 | 親指や手首の酷使 |
痛みの部位 | 小指・小指の付け根 | 親指・手首の外側 |
起きやすい姿勢 | 片手スマホ持ち | 両手操作・親指スクロール |
起こる仕組み | 骨格のゆがみ・筋疲労 | 腱と腱鞘の摩擦による炎症 |
共通点:どちらも【長時間・同じ姿勢】【手指・手首の筋肉・腱の酷使】によって発症
違い:痛みの部位と、操作スタイルによる影響が異なる
😬 スマホ顎関節症とは?
スマートフォンを操作する際に、前かがみの姿勢や猫背になることで、顎の位置が前方にズレやすくなります。
この姿勢が続くと、顎関節や周囲の筋肉に負担がかかり、「スマホ顎関節症」と呼ばれる症状を引き起こすことがあります。主な症状には、口を開けたときの痛みや音、開口障害などがあります。
その他ココでは詳細は控えますが、頚椎1番2番のズレやねじれも顎のねじれとセットで出ていることが多いです。
📱横寝スマホとは?
横向きに寝転がった状態でスマートフォンを操作する姿勢のこと。
ベッドやソファの上で、ついついやってしまう姿勢ですが…

- 片方の目や顔にスマホが近づく
- 首が不自然にねじれる
- 下側の肩が潰れて巻いたまま固まる
- 手首に常に負荷がかかる
こうした状態が長時間続くと、身体に左右非対称の歪み・ねじれを作ってしまいます。
🌀 横寝スマホの主な影響
「横寝スマホ(横になりながらスマホを見る姿勢)」は、非常に多くの人がやってしまいがちな習慣ですが、首・肩・顔・骨格全体に深刻な影響を与える姿勢です。以下にそのリスクをまとめます。
部位 | 影響内容 |
---|---|
首(頚椎) | 片側だけにねじれが加わり、首こり・ストレートネック・頭痛の原因に |
顔・顎 | 頭の重みで片側への圧迫、顔の歪み・顎関節のズレにつながる可能性 |
肩・鎖骨 | 潰れた側が内巻きになり、「巻き肩・猫背」の定着 |
手首・肘 | ずっとスマホを支える側が緊張し、「腱鞘炎・スマホ肘」になりやすい |
骨盤・背骨 | 身体全体の重心が崩れて、背骨・骨盤のねじれにも波及 |
💡 “スマホ姿勢・不調に特化した骨格ねじれ矯正 高崎市整体ゆあさ

こうした「スマホ姿勢」による不調や巻き肩を改善するには、まず自分の体の状態を正確に知ることが大切です。
- どこがズレているのか?
- どの筋肉が過緊張しているのか?
- どの関節に可動域制限があるのか?
- どこからねじれが始まっているのか?
深部の歪みやズレは、整体師の手技による矯正が効果的です。ご自身の身体的詳細は、整体ゆあさにご来院いただければ、その都度お伝えします。
国家資格を持つ施術者が、解剖学に基づいた姿勢のクセ・骨格のズレ・筋肉のアンバランス・神経伝達の乱れなどを総合的に分析し、様々なスマホ不調を改善させる全身調整を行っています。
- 頚椎のズレ・ストレートネックへのアプローチ
- 巻き肩・猫背を引き起こす胸筋のリリース
- 肩甲骨と肋骨の連動性回復
- 手首~肘~肩のねじれバランスの修正
- 頭蓋骨と顎関節の歪みケア
- 骨盤・足首との連動改善
また、手首の使い方、スマホの持ち方、椅子の座り方など、日常でできるセルフケアや再発防止指導も行います。
🏠 あなたの「日常のクセ」が、すべてを決める
どれだけ施術を受けても、日常生活の姿勢やクセをそのままにしていては、また同じトラブルが戻ってきてしまいます。
「高崎市整体ゆあさ」では、**あなたの生活に合わせた“クセ改善プラン”**を提案し、長く健やかに暮らせる体づくりをサポートします。
📍まとめ|スマホの不調は、「体の使い方の結果」
スマホが悪いのではなく、「どう使っているか」が体のすべてに影響します。
体は“つながっています”。
首痛や肩こりも、手首や腕のねじれから始まっているかもしれません。
🚪最後に|高崎市でスマホ巻き肩「仕方ない」とあきらめないでください
✅ 首こり・肩こりが治らない
✅ 姿勢が気になるけど何をしたらいいかわからない
✅ 猫背や巻き肩が気になってきた
✅ スマホ小指や腱鞘炎で悩んでいる
✅ 顎の違和感・口の開けづらさがある
✅ 整体は初めてだけど、根本から改善したい
あなたの体のクセ、今のうちに見直してみませんか?
高崎市整体ゆあさでは、スマホ巻き肩、姿勢改善に特化したねじれ矯正を行っております。
もう我慢しないで、自分の体と本気で向き合いませんか?
首や肩のねじれは、放っておくと体全体の不調につながります。 今のうちに、体の声に耳を傾けてみませんか?
当院のねじれ整体は、あなたの想いに全力で応えます。
ご予約・ご相談はこちら
高崎市整体ゆあさでは、完全予約制でゆっくりとお話を伺い、あなたの体としっかり向き合います。
まずはお気軽にホームページ・LINEやお電話からご相談ください。