
この画僧意味は、すでに歪みが入っている、全身のバランスが崩れた状態を表しています。
画面左上は、足がふらついている、膝のバランスが左右で違う状態
画面左下は、仰向けになると右脚が外側に歪み開いている状態
画面右上は、股関節が左右バランス悪く骨盤も歪み脚が開かない状態
画面左下は、足の長さが左右で違い足全体足首にねじれが入っている状態
目次
日常のクセや歪みチェック
- 巻肩で胸を張った姿勢を持続できない・左右の肩の高さがちがう・・・
- すでに猫背、周りから猫背と言われる・・・
- 歩くとズボンやスカートがずれる・どちらかのお尻に重心が乗る・・・
- O脚気味になっている・膝の間が離れている・・・
- 足を組むのが普通になっている・横座りの方が楽・・・・
- デスクワークでのパソコン作業が多い・・・
- 寝た時片方の足が開いている・・・
- 骨盤の高さや向きが違う・・・
寝ている間などは、横寝などで歯やアゴを強く噛みしめています。この大きな、左右に偏った、噛みしめが、歯並びやアゴをガタガタにしたり、首をねじり気道をゆがめ口呼吸を招きます。
そして、徐々にかたよった歯並び・顎のズレから、、頭蓋骨、顎周辺の筋肉に偏った緊張を作り、口元・目元をゆがめ、ひいては全身をゆがめます。姿勢やクセに意識を傾けることで、始めてゆがみを作らないカラダになれます。
脳は姿勢が悪く歪みの連鎖も普通と認識する

歪みの連鎖 指→手首 → 肘 → 肩 → 首 → 頭 = 背骨→腰→ 骨盤→股関節 → 膝 → カカト
すると、身体のどこかの部分が頑張りすぎてしまう。やがて、特定の部分だけに無理な力や負担がかかるようになり痛みとなってでてきます。
こうしたクセや姿勢に問題がなくても、捻挫やけがをきっかけに筋バランスが崩れ、関節にゆがみを引き起こすケースや動作そのものには問題なくても、筋のバランスが崩れたまま痛みが出るケースもあります。
| 原因・要因 | 内容(具体例) | 結果・体への影響 |
|---|---|---|
| クセ・姿勢 | 猫背、横すわり、足組み | 骨格や筋肉に偏った負担 → 腰痛・肩こり |
| 長時間の同じ姿勢 | デスクワーク、車の運転、立ち仕事 | アンバランスな姿勢 → 慢性的なこり・痛み |
| 腕の使いすぎ | バッグを片方の肩にかける、片腕作業 | 肩こり・五十肩・腕のねじれ |
| 運動不足 | 筋肉量減少、筋力低下 | 骨格を支える力が弱まり、姿勢が崩れる |
| 血流不足 | 血液循環の低下、リンパ代謝の悪化 | 冷え、むくみ、疲労感、自律神経の乱れ |
| 疲労・ストレス | 自律神経やホルモンバランスの乱れ | 内臓・呼吸機能低下、緊張・不眠 |
| ケガ・バランス不良 | 捻挫やケガの後遺症、O脚、扁平足、体重超過 | かばい動作 → 骨格のねじれ・関節負担 |
| 関節のねじれ | 日常動作のクセや繰り返し習慣 | 関節がズレて歪み、筋肉バランスが悪化 |
| 慢性的な姿勢不良 | 長期間続く筋緊張・アンバランス | 関節や筋肉の動きが悪くなり、痛みや不調が固定化 |
骨格や関節の歪みを作る原因
極端に言うと、背中の曲がってしまったお年寄りに、無理に背筋を真っ直ぐにさせようとしても、それは無理なことで、丸まったままなりに、体を使えるようにしてしまっているのです。
しかし関節や筋肉も頑張るにも限度があり、どこかの関節に負担をかけたまま使い続けていると、ゆがみとねじれの限界が来て、痛み・不調を生むことになります。
姿勢が悪いとアゴや顔、頭の形が崩れます。検査をすると「え!?顔でそんな所が本当にゆがんでるの?」とびっくりされる方がとても多いのですが本当です!
ゆがみで硬くなっている巻き肩や肩甲骨の筋肉の柔軟性を取り戻すことで腰を伸ばして座れるようになったり立った時にしっかりと胸が張れ、呼吸も入りやすい状態になります。
体のバランスを改善するためには、生活スタイルを変えるか? 今までの生活をしていても耐えられる体にするか、どちらしかありません。
無意識のクセ蓄積が骨格や関節を歪める
日常生活は無意識の連続ですが、偏ってしまう動作や姿勢、クセが蓄積されやがてゆがみに発展しています。
一番注意するべきことは、日常のクセや姿勢を繰り返し続けた結果的に脳に形状記憶された悪い姿勢で歪んだままでも、脳はそれが普通だと認識(記憶)し続けてしまうことです。
姿勢の悪さは見た目だけでなく、常に筋肉位が緊張した状態が続くので腰痛や肩こりなどの症状を引き起こします。
意識をすれば回避出来るものもありますが、慢性的なコリ、疲れが強い場合はそれだけでは改善しないです。
不調を作る7選
これから以下の習慣あなたは、無意識に毎日おこなっておりませんか?
立つ時の重心や傾いているほうがいつも同じ・・・
立つ重心やカラダを向ける方向にもバランス、コリやゆがみの原因となります。常に右に人がいたとしましょう。
首や肩、上半身をねじる形で右耳で話を聞き、目は右側ばかりを見る。何か手を使う時も右が多くなります。
常に右側に重心が加わっているとそれがクセになり骨盤から足にかけ片側のバランスが崩れ腰痛になる原因となります。左右変えて真ん中にバランスを取るようにしましょう。
ハイヒールをよく履く・・・

足に負担をかける靴を履いている人は注意が必要です。外反母趾の人は尚更。つま先が細い靴や高いヒール、窮屈な靴を履き歩くたびに足全体に負担が入り痛い部分をかばうように歩くため、膝や腰痛(反り腰)などの原因になります。
O脚やX脚などの足の歪みもこうした合わない靴が原因になることも少なくありません。靴は足に合ったものを選びましょう。
靴を変えるだけで外反母趾やO脚が直る人もいます。特に足の指を圧迫するようなものは避けましょう。
いつも足を組んでしまう・・・

脚を組むイスに座って脚を組む場合、いつも右足を組む人は骨盤が左側にゆがむ形になります。
骨盤は左上にひねられた状態で右足の筋肉が弱り次第にその状態で固定されていきます。足を組まないことが一番ですが、難しいという人は組む脚を左右変えてください。
特に女性の方は、腰痛、肩こり、首痛が強くなり股間節、ソケイ痛や子宮に圧迫も入ります。
ショルダーバックなど、片手や腕で持つ・・・

左右の首、肩、バランスを崩す行為です。一方だけに強い力がかかると、その方向に肩が上がってきて背骨、骨盤が崩れ腰痛、五十肩の原因になります。
同じ方で横座りをしてしまう

横座り、これは骨盤や背骨、足全体がが歪む原因となります。常に左右決まった座り方をする人は要注意!骨盤だけでなく太もも、膝、背骨や筋肉までもが左右にねじれます。
床に座る時は長座がベスト。ただ疲れやすいので、下にクッションや座布団などを敷くようにしましょう。
硬いところで長座をすると腰椎に負担がかかってしまいます。せめて横座りをする時は何分かおきに左右を交代させましょう。
これはあぐらや足を組む人にも同じことが言えます。意識することで腰痛、肩こり、首痛の軽減に繋がります。
正座をよくする

正座はヒザに最も負担がかかります。長くても15分程度にしましょう。そして注意したいのが正座している時、足の指を重ねることです。膝や太ももの骨まで悪影響をもたらせます。
パソコンの画面やテレビが斜めにある

デスクワークの人で、モニターの画面がななめにある人は、首、肩、腕、手首、カラダをひねる状態です。
常に同じ方向で長時間見る姿勢をしている人は要注意です。パソコンやテレビは真正面に置き、両方の目を左右対称にバランス良く使うように画面の正しい位置に座り目線に合わせるのが理想です。
目も手などと同じように利き目があり、実はどちらか一方を主に使っています。まっすぐ前を向いて眼球を右左どちらかに動かした時に動きやすい方が利き目です。
食事も、両方の歯で噛むことが理想です。横をむきテレビをみながら食べるとアゴにゆがみをつくり(腰痛、首痛、肩こり)原因になります。
「身体の歪みからくる全身の不調」
| 不調・症状名 | 主な影響部位 | 想定されるゆがみ | 整体的視点(原因のつながり) |
|---|---|---|---|
| 首こり・肩こり | 首・肩・背中 | 頭部前方位・猫背・巻き肩 | 頚椎・肩甲骨の位置異常により筋緊張が継続 |
| 頭痛・眼精疲労 | 頭・目・後頭部 | ストレートネック・頭蓋骨のねじれ | 後頭骨・頸椎・前頭骨・蝶形骨のズレによる神経・眼球圧迫 |
| 顎関節症・食いしばり | 顎・顔 | 下顎の偏位・片噛み | 顔の左右非対称・頸椎の緊張から顎関節に負荷が集中 |
| めまい・耳鳴り・のどの違和感 | 耳・頭部・喉 | 頭部の傾き・胸郭の硬さ | 後頭骨・舌骨・頸椎周囲の圧迫が内耳・咽頭へ影響 |
| 自律神経失調症・不眠 | 全身・内臓・脳 | 背骨・肋骨・後頭部のゆがみ | 脳幹・内臓神経系の伝達に影響し、休息力の低下へ |
| 呼吸の浅さ・息苦しさ | 胸・肋骨・横隔膜 | 猫背・胸郭の硬さ | 呼吸筋・胸郭の可動低下で肺が広がらず呼吸が浅くなる |
| 手のしびれ・肘痛 | 肩・腕・肘・手 | 頚椎・巻き肩・前腕の内旋 | 神経経路の圧迫・筋膜連鎖の乱れによる感覚異常 |
| 腰痛・坐骨神経痛 | 腰・お尻・脚 | 骨盤の前傾・仙腸関節のズレ | 骨盤帯の不安定性から筋膜・神経・関節へ広範な負担 |
| 股関節痛・膝の痛み | 股関節・膝・足 | 骨盤・脚長差・足首のズレ | 下半身全体のアライメント不良により荷重が一部に集中 |
| 冷え性・だるさ・生理不順 | 手足・腹部・全身 | 血流不全・自律神経の乱れ | 骨盤のゆがみと姿勢不良が全身の循環・神経機能に影響 |