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はじめに|何をしても不調が取れないあなたへ
「整体に通っても良くならない」「マッサージで一時的に楽になるけど、また戻る」
そんな経験はありませんか?
その原因は、踵(かかと)やアキレス腱、距骨、中足骨のねじれ──つまり“足元の歪み”にあるかもしれません。
身体の不調は、痛みのある場所に原因があるとは限りません。
姿勢の土台である足元が少しでもねじれると、膝・骨盤・背骨・首へと連鎖し、
腰痛・肩こり・首痛・頭痛などの不調が繰り返し現れます。
どれだけ上半身を施術しても改善しない場合、
「足首」「踵」「アキレス腱」を整えることこそが、根本改善のカギなのです。
多くの整体院が“足の調整”を見落としている現実
多くの整体院では、「腰」「首」「肩」など痛みのある場所だけに注目し、
足の骨格や関節の調整までは見ていないケースがほとんどです。
しかし実際には、踵・距骨・アキレス腱・舟状骨・中足骨といった足部の構造こそ、
全身バランスを支える“身体の基礎”です。
足のわずかなねじれや歪みが、膝・骨盤・背骨・首まで連鎖し、
結果的に腰痛・肩こり・頭痛・自律神経の乱れなどを引き起こします。
それでも多くの整体院は、痛い箇所を揉む・温めるだけの対処にとどまり、
「足の調整」そのものを行わないため、根本的な改善に至らないケースが少なくありません。
不調を繰り返す本当の理由は、足元のバランスが崩れたままになっているからなのです。
気づかないうちに残っている「ねんざ後遺症」
実は、若いころに足首をねんざしたまま放置している人が非常に多いのをご存じでしょうか?
ねんざは一時的に痛みが治まっても、踵(かかと)を支える距骨や踵骨の位置がズレたまま固まることがあります。
この状態で年月が経つと、踵が内側に倒れやすくなり、足首全体が内ねじれ(内旋)したまま固定されてしまいます。
その結果、
- 片足の長さが変わる
- 膝や股関節にねじれストレスがかかる
- 骨盤が傾き、姿勢が崩れる
- 腰痛や肩こりが起きやすくなる
といった全身の歪みの連鎖が起こります。
多くの方は「昔のねんざなんて治っている」と思い込みますが、
実際には、踵や距骨のわずかなズレが何年も残り続けているケースが非常に多いのです。
レントゲンでは映らず、自覚もないため、気づかないうちに慢性的な不調を引き起こしています。
距骨・舟状骨・立方骨・中足骨のねじれが引き起こす連鎖
足首の要「距骨」のズレが全身バランスを崩す
距骨(きょこつ)は足首の中心で、身体の重心を支える要。
ここがねじれると、アキレス腱ラインがずれ、かかと(踵骨)やくるぶしに負担が集中します。
結果、骨盤の傾き・背骨のねじれ・姿勢の乱れが連鎖的に起こります。
舟状骨・立方骨・中足骨のねじれが姿勢を乱す
舟状骨や立方骨・中足骨は足裏のアーチ(土踏まず)を支える重要な骨。
ここがねじれると、足裏が正しく接地できず、「浮指」「偏平足」「外反母趾」が進行し、
歩行時の衝撃が吸収できずに膝・股関節・腰へと負担が広がります。
リスフラン関節・ショパール関節と踵・アキレス腱の深い関係
足には、「リスフラン関節(中足骨と足根骨のつなぎ目)」と
「ショパール関節(距骨・踵骨と舟状骨・立方骨のつなぎ目)」という、
見落とされがちな重要な2つの関節があります。
リスフラン関節は**横アーチ(前方アーチ)を支え、
ショパール関節は縦アーチ(内外アーチ)**を安定させる役割を持っています。
これらの関節がスムーズに働くことで、
踵からつま先までの連動が生まれ、アキレス腱にも無理のない伸び縮みが伝わります。
しかし、立ち方・歩き方のクセ、ねんざの後遺症、ヒール靴などの影響で
この2つの関節がねじれると、
踵骨が内倒れし、アキレス腱が引っ張られたまま固まる状態になります。
結果として、ふくらはぎの緊張・膝のねじれ・骨盤の傾き・腰痛・肩こり・頭痛といった
全身の不調へと広がっていくのです。
つまり、リスフラン関節とショパール関節の微細なズレが、踵やアキレス腱の歪みを生み出す起点。
足の中の小さな関節を見直すことが、全身バランスを整える第一歩になります。
踵や距骨のねじれは「足首の動き」も悪くする
踵や距骨のわずかなねじれは、実は足首の動きそのものを制限してしまいます。
正常な足首は、歩行や階段の上り下りで「底屈(足首を伸ばす)」「背屈(足首を曲げる)」をスムーズに行います。
ところが、距骨や踵骨の位置がずれると、この底屈・背屈の可動域が狭まり、足首が硬くなるのです。
足首が硬くなると、
- 階段や坂道でふくらはぎが張る
- スムーズにしゃがめない
- 歩行中に足裏が不安定になる
- 重心が前後にブレる
といった変化が起こります。
その代償として、膝・股関節・骨盤・腰・首が無理に動き、全身のねじれを助長します。
つまり、足首の「底屈・背屈の制限」こそ、慢性腰痛・肩こり・首痛・頭痛などの根本的な要因なのです。
可動域を取り戻すには、ストレッチよりもまず、距骨・踵骨・アキレス腱ラインを整えることが重要。
足の動きが解放されると、全身の姿勢や呼吸、血流まで自然に変わります。
踵とアキレス腱のねじれが腰痛・肩こり・頭痛を引き起こすメカニズム
下肢のねじれが腰骨(腰椎)を歪ませる
アキレス腱や踵のねじれが脛骨・腓骨を回旋させ、膝・股関節・骨盤を歪ませます。
結果、腰椎にストレスが集中し、「慢性腰痛」「坐骨神経痛」「ぎっくり腰」を引き起こします。
骨盤の傾きが首・肩・頭へ波及する
骨盤の傾きができると、背骨がバランスを取ろうとして首をねじらせます。
これが「肩こり」「首こり」「頭痛」「めまい」「自律神経の乱れ」を引き起こす原因になります。
つまり、「首や頭の不調」が足首や踵のねじれから始まるケースも少なくないのです。
実際に多い症状と整体での改善例
| 不調の部位 | 主な原因 | 整体での改善アプローチ |
|---|---|---|
| かかとの痛み | 距骨・踵骨のねじれ | 足首の可動域を整え、アーチを再構築 |
| アキレス腱炎 | 下腿筋群の緊張 | 脛骨・腓骨のズレを修正し筋緊張を緩和 |
| 膝痛 | 距骨の傾き・踵の内倒れ | 足首から膝軸を整え、重心を安定化 |
| 腰痛 | 骨盤の左右差・重心のズレ | 仙腸関節・骨盤矯正で安定化 |
| 首痛・頭痛 | 頚椎のねじれ・姿勢の崩れ | 頭蓋骨と骨盤の連動を整える整体 |
高崎市箕郷町、整体ゆあさの「足から整える整体」
多くの整体院では「痛い場所だけ」を施術しますが、
踵・距骨・アキレス腱・舟状骨・中足骨・リスフラン関節・ショパール関節まで
丁寧に観察し、整える整体院はほとんどありません。
高崎市整体ゆあさでは、
- 足裏アーチの崩れ
- 距骨や踵骨のねじれ
- 舟状骨や立方骨の沈み込み
- アキレス腱ラインや関節連動のズレ
を徹底的にチェックし、足元から全身の歪みを解消します。
まとめ|踵とアキレス腱を整えることが全身の健康の第一歩
踵やアキレス腱のねじれは、単なる足の問題ではなく、
全身の不調が取れない根本原因です。
昔のねんざ、歩き方の癖、硬い靴──
その小さな歪みが、あなたの腰痛・肩こり・頭痛の“始まり”かもしれません。
「どこへ行っても良くならない」と感じている方は、
今こそ足元から身体を見直すタイミングです。
高崎市整体ゆあさが、足首から整えることで
あなたの全身バランスと、本来の軽やかな体を取り戻します。