高崎市箕郷町・頭蓋骨・顎関節・骨盤の矯正
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腕のねじれ

なぜ“腕のねじれ”は見逃されやすいのか?「肩を揉む」では届かない根本原因

なぜ“腕のねじれ”は見逃されやすいのか?

「肩を揉む」では届かない根本原因

肩こりや首の重だるさで整体に行くと、多くの場合は症状のある“肩周辺”のみを集中的に施術される傾向があります。

しかし実際には、腕のねじれが肩の可動制限や筋緊張の根本的な原因となっているケースも非常に多く見受けられます。

特に、前腕の構造や動きの偏りが肩の関節や筋膜に影響を与え、肩周りの硬さや不快感として現れることがあるのです。

つまり、局所だけにアプローチしても、根本的な改善にはつながりにくいのが現実です。

なぜなら、私たちが日常的に繰り返している「手を使う動作」――たとえばスマホの操作やパソコン作業、料理や洗濯、車の運転など――これらの何気ない習慣のほとんどが、腕のねじれを引き起こす姿勢や動きであるためです。

そしてこの“腕のねじれ”は、時間と共に蓄積し、やがて肩や首の不調として表面化してくるのです。


無意識のクセ「手首や腕のねじれ」の蓄積が不調を招く

スマートフォンを見続けるとき、
パソコンでマウス作業に集中しているとき――
実はその姿勢、**腕と手首を内側にねじった状態(回内)**になっている状態で長時間仕事をしていることがほとんどです。

そのねじれが蓄積していくと、

  • 肩が前に巻き込まれる(巻き肩)
  • 首が突き出し、筋肉が過緊張
  • 背中が丸まり、呼吸が浅くなる
  • 腰の骨盤バランスが崩れ、慢性腰痛へ

といった連鎖が起こり、結果的に全身の慢性的な不調を引き起こしてしまうのです。


一見見落とされがちだけど、かなり重要な「腕」

実際に、今まで多くの治療院を巡った方でも、「腕のねじれを調整された経験がない」という方が非常に多くいらっしゃいます。

多くの整体院では「肩がこっている」と言うと、肩をもんだり叩いたりするアプローチが一般的です。しかし、それでは根本解決になりません。

そして、こんな経験はありませんでしたか?

  • 一時的に軽くなったけど、すぐ戻った
  • 施術後は良いけど、また数日で不調に逆戻り
  • 根本的な原因がよくわからないまま不調が続く日々が続いている

それもそのはず。
そもそものスタート地点=腕のねじれがまったく調整されていないからです。

腕はなぜねじれる?日常動作に潜む原因

腕はなぜねじれる?日常動作に潜む原因、前腕の構造とねじれの伝播

スマートフォンやパソコン、調理、洗濯、運転…すべての腕の使い方動作に共通しているのは、手のひらを下に向ける内旋姿勢です。この姿勢が長時間・反復的に続くことで、手首~前腕、肘、肩にかけてのねじれが習慣化します。

日常動作内ねじれのポイント
スマホ操作肘が内に入り、前腕が内旋
キーボード操作手のひらが下向きに固定され、前腕に常に負荷がかかる
荷物を持つ・抱っこ手首が内側に巻き込まれる
家事・包丁作業・掃除前腕の筋肉をねじる動作を繰り返す

これらの生活習慣が積み重なることで、腕〜肩〜首〜背中にかけて筋膜が引っ張られ、姿勢の崩れや慢性的な痛みに波及します。


前腕の構造とねじれの伝播

前腕の構造とねじれの伝播、手首や腕のねじれを調整する整体院がない、腕が放置されている

前腕は2本の骨(橈骨・尺骨)で構成され、肘〜手首間でクロスしながら回旋する特性があります。この回旋(回内・回外)が偏ることで、骨のアライメントが崩れ、

  • 橈骨が親指側に下がり
  • 尺骨が肘側に上がり
  • 手首は尺屈(小指側)に倒れて可動が制限され
  • 肘が反り、肩関節のアライメントまで乱れる

といった手首から肩、首までの可動域の悪循環が生まれます。


手首や腕のねじれを調整する整体院がない、腕が放置されている

多くの整体院やマッサージでは、肩こりというと“肩をもむ・ほぐす”という方法が取られがちです。

しかし、こうしたアプローチではその場しのぎにしかなりません。なぜなら、その原因になる「腕のねじれ」の調整をするところがないからです。

実際に、今までさまざまな治療院を渡り歩いた方でも、「腕の調整をされた経験がない」とおっしゃる方は非常に多いです。

そんな方々の腕のねじれの検査をすると、橈骨と尺骨の位置もずれて腕がパンパンになり、手首や手の甲が詰まって動きがぎこちないです。

そして、**これまで手つかずだった「腕のねじれ」**にアプローチすることで、手首、首、肩、背中の動きがスムーズになり、筋肉の緊張がゆるみ、体全体が一気に楽になるケースも少なくありません。

「え?腕だけでこんなに楽になるの?」「手首や腕、肩の動きが軽い」これは施術後によく聞くお声です。

腕を整えることで得られる変化は、単なる“軽さ”にとどまりません。肩や背中の筋肉の緊張が抜けることで、呼吸が深くなったり、首の可動域が広がったり、腰の痛みまで軽減することもあります。

これは決して不思議なことではなく、身体は全体としてバランスを取っているからです。一部分腕のねじれを解消するだけで、その連鎖によって体の軸が整い、さまざまな箇所の不調が自然にほどけていくのです。

肩や腕・足のバランスまで連動した全身調整になります。それだけ当院では1番重要視する、施術ポイントです!

男性に多い特徴:手首が“ロック”して動きにくなり腕がパンパン

男性の場合、手首の関節が詰まり、動きがロックされたように硬くなっていることが多くあります。

これは、筋肉量が多く関節周囲の靭帯が厚いため、一度ズレや詰まりが起きると可動域の低下につながりやすいという構造的な背景があります。

さらに、スポーツや力仕事、重いものを持ち上げる場面が多い方は、手首を“強く固定”して使うクセがついており、その分だけ関節が圧縮された状態が慢性化しやすいのです。

その結果、男性の方は、手首が動かなく、その代わりに腕がねじれてパンパンの人が多いのです。

「肘〜肩〜首〜顎」にかけての動きが連鎖的に固まり、顎の緊張や偏った咀嚼にもつながっていきます。

女性に多い特徴:手首が“尺屈”(小指側に)倒れて小指が内側にねじれている

手首が“尺屈”(小指側に)倒れて小指が内側にねじれている

女性には、手首が尺屈(小指側に曲がる)方向へねじれている傾向がよく見られます。これは、家事・育児・スマホ操作・メイクなど、細かく繊細な動作を片手で行う機会が多い生活習慣が背景にあります。

特に右利きの方は、右手ばかりで作業をすることで、手首の角度が偏りやすくなります。

その結果、前腕の橈骨が下がり、尺骨が上がるという骨格のズレが生じやすく、手首が尺屈して小指側が内側にねじれやすい状態になります。

こうした使い方が習慣化すると、手首のねじれが強まり、手の甲や小指の付け根に負担がかかり、無意識に力が入る状態が続きます。

そしてそのねじれは、前腕から肩の筋膜を引っ張り、肩が内巻き(巻き肩)となり、首や顎にまで影響が波及していきます。

結果として、顎関節の左右の高さにズレが生じ、口を開けた時に引っかかりを感じたり、スムーズに開かないといった不調につながるのです。


よくある症状と臨床ケース

40代女性 事務職こんな症状の悩み改善されたケースを紹介

  • 巻き肩・猫背がなかなか改善しない
  • 手首や肘が痛い・しびれる
  • 顔のゆがみや顎関節の左右差が気になる
  • デスクワークやスマホで首が重い

群馬県高崎市在住の40代女性。日中はオフィスでパソコン業務に従事し、1日7〜8時間はキーボードとマウスを使う生活。

帰宅後は小学生の子ども2人の世話と家事に追われるも、家でもスマホを見る時間が長いという日常を送っていました。右利き、日中はキーボード、夜はスマホという手首にかけ続ける負担。

ご本人の自覚症状としては、

  • 肘下から手首にかけてパンパンに張っている
  • 手首を反らす・ひねる動作がつらい
  • 肩と首が常に重く、姿勢を正そうとしてもすぐ戻る
  • 息が浅く感じ、疲れが抜けにくい という状態。

初回の検査では、肘の内側の尺骨が突出し、橈骨は内側にねじれている状態が確認され、手首の可動域も大きく低下。マウス操作によるECRBの過緊張も強く、腕の筋肉全体に強い張りがみられました。

施術ではまず、前腕のねじれと手首・肘のアライメントを調整。肩甲骨の可動域も広げていくことで、2回目の施術後には「手が軽くなった」「深く息が吸えるようになった」「デスクワーク中の肩こりをあまり感じない」との声をいただきました。

特に印象的だったのは、腕の緊張が緩んだことで、背中の張りと顔の左右差まで改善が見られた点です。ご本人も「顔の輪郭が左右で違うのが気になっていたのに、今はまっすぐになってきた感じがする」と感動されていました。


前腕関与筋肉:長橈側手根伸筋(ECRL)と短橈側手根伸筋(ECRB)の過緊張

前腕の背側にある**長橈側手根伸筋(ECRL)と短橈側手根伸筋(ECRB)**は、

  • マウスのクリック操作
  • ペットボトルの持ち上げ
  • ラケットスポーツ などで酷使されます。

これらが緊張すると、テニス肘(外側上顆炎)や前腕外側の痛み、手首の不安定感などを引き起こします。

**長橈側手根伸筋(ECRL)短橈側手根伸筋(ECRB)**は前腕の背側(手の甲側)にある筋肉で、手首の伸展や橈屈(親指側への曲げ)に関与する筋群ですが、**腕から首までの筋膜や筋肉のつながり(筋連鎖)**を考えると、首・肩・肩甲骨周辺とも深く関係しています。

以下、順を追って解説します。


ECRL・ECRBとは?

名称起始停止作用
長橈側手根伸筋(ECRL)上腕骨の外側上顆上方(外側縁)第2中手骨底手首の伸展・橈屈
短橈側手根伸筋(ECRB)上腕骨の外側上顆第3中手骨底手首の伸展・橈屈(ECRLよりも弱い)

これらの筋肉は**肘の外側(外側上顆)**から始まり、前腕を下り、手の甲に伸びていく筋肉です。


腕から首までの筋膜的・機能的つながり

【1】起始部は上腕骨 → 肩関節 → 肩甲骨へ

  • ECRLとECRBの起始部は上腕骨の外側上顆
  • 上腕骨は肩関節を構成し、肩甲骨の関節窩と関節を作る。
  • 肩甲骨の動き(前方突出・上方回旋など)が硬くなると、前腕~手首の伸筋群に過緊張・短縮をもたらします。

【2】肩甲骨と首の関係

  • 肩甲骨は以下の筋肉で首とつながる:
  • 肩甲挙筋(levator scapulae) → 頚椎(C1〜C4)と肩甲骨上角を結ぶ
  • 僧帽筋上部 → 頭・頸部と肩甲骨を連結
  • 菱形筋 → 肩甲骨の内転に関与し、姿勢に影響

つまり、ECRL・ECRBの過緊張は肩甲骨の位置に影響し、肩甲骨の挙上・前方移動を引き起こす → その結果、頸椎の筋肉に過緊張が波及するという連鎖になります。

神経的つながり(橈骨神経)

  • ECRL・ECRBは橈骨神経支配(C6~C7)。
  • 橈骨神経は頚椎レベルの脊髄神経C5〜C8から分岐しており、首の椎間関節や神経根の影響を受けます。
  • 頚椎にゆがみや神経圧迫があると、ECRLやECRBの過緊張や痺れ、痛みとして現れるケースも。

セルフチェック|腕のねじれを確認しよう!

セルフチェック|腕のねじれを確認しよう!おすすめの前腕ケア(セルフケア法)

以下の項目にチェックが入る方は「腕のねじれ」が疑われます❓

✅ 2つ以上チェックが入った方は、腕のねじれがある可能性大です。両腕の動きや左右差なんかも考慮してください。

  1. 歩いているときに、腕を振って歩きますが、その時、手の甲が前(正面)を向いている
  2. 手のひら側から手首を見たときのしわが並行ではなく、斜めを向いている
  3. 手のひらを上にして、腕が外側に開きにくい、あおむけで寝て手のひらを上に向けているのがつらい
  4. 手首が小指側や親指側に倒しずらい、腕の真ん中がパンパンに張っている
  • 歩行時、手の甲が前を向く
  • 手首のしわが斜めになっている
  • 手のひらを上に向けるのがつらい
  • 手首の可動域が狭く、前腕が張っている

2つ以上当てはまる場合、前腕のねじれが疑われます。


おすすめの前腕ケア(セルフケア法)

  1. 前腕を包み込むように軽く握る
  2. 尺骨と橈骨を寄せるイメージで軽く圧を加える
  3. 手首→前腕中央→肘方向へ順に行う
  4. 親指側を軽くつかみ、外方向に開くようにストレッチ

毎日1〜2分で、むくみや緊張の緩和に効果があります。

やり方はとても簡単!

  1. 手首から肘に向かって、前腕を両手で包み込むように「ギュッ」と軽く握ります。
  2. 離れてしまった2本の骨(橈骨と尺骨)を寄せるイメージで、筋肉に優しく圧を加えます。
  3. 手首→前腕中央→肘に向かって徐々に移動しながら、同じ動作を繰り返しましょう。
  4. 手首の親指側を反対の手でつかみながら、外側に15秒ほど軽く開いてあげましょう。

毎日1〜2分行うだけでも、前腕のねじれ緩和やむくみ改善に効果的です。


腕のねじれでよくある全身症状

当院では、これまで誰も触れてこなかった腕のねじれにアプローチし、

不調エリアよくある症状
首・肩首こり・巻き肩・ストレートネック
顔・頭頭痛・めまい・顎関節のゆがみ
手・腕テニス肘・スマホ手首・しびれ
背中・腰猫背・腰痛・肋骨のねじれ
脚・足首O脚・足首の不安定・ふくらはぎの張り
  • 肩や背中の動きがスムーズに
  • 首や肩の緊張が和らぐ
  • 呼吸が深くなる
  • 腰の負担が軽くなる

といった「腕のねじれ」をとると全身的な変化を感じていただける方が増えています。


全身の不調と「腕のねじれ」の関係性(整体アプローチ表)

不調の場所腕のねじれが引き起こす現象整体アプローチ例
首が前に突き出る/首まわりの筋緊張前腕・上腕の回内矯正+頸椎のねじれ調整
巻き肩/肩関節の可動域制限/肩こり肘のアライメント調整+肩関節調整+肩甲骨リリース
背中背中全体の緊張/肩甲骨が動かない/姿勢の崩れ上腕のねじれ解除+背骨の動きの誘導+胸郭調整
骨盤のゆがみ/体幹バランスの乱れ/腰のだるさ手首〜腕の回内調整+仙骨調整+姿勢再教育

腕から整えると、体が連鎖的に整いはじめる

「え?腕だけで首や腰が楽になるの?」そんな驚きの声をいただくことも多くあります。

身体は常に全体でバランスを取り合っているため、腕のねじれを解消することで、結果的に体の“軸”が整い、各部位にかかる無理な力が減少。さまざまな不調が連鎖的に改善されていくのです。

でもこれは、決して不思議なことではありません。腕→肩→背中→骨盤→腰へとつながる筋膜や関節の流れが正常に戻ることで、これまで不調の原因になっていた“引っ張り”や“詰まり”が解放されていくのです。

たとえば、

  • 肩の緊張がゆるんで首の動きがスムーズに
  • 背中のハリが抜けて深く呼吸できるように
  • 骨盤の前傾・後傾が整い、腰の負担が減る

など、腕を整えるだけで全身が驚くほど軽くなることも珍しくありません。


高崎市で本気で「身体の不調の原因」となる腕のねじれに向き合うなら

もし、あなたがこれまで…

  • 首や肩をもんでもよくならなかった
  • 姿勢を意識してもすぐ崩れてしまう
  • 腰の重だるさが慢性化している

そんな状態で悩まれているのなら、
「腕のねじれ」から見直すことが、改善への第一歩になるかもしれません。


整体ゆあさ(高崎市箕郷町)での腕アプローチが選ばれる理由

整体ゆあさ(高崎市箕郷町)での腕アプローチが選ばれる理由
  • ✅ 腕〜肩〜体幹まで全体のつながりを重視
  • ✅ スマホ巻き肩・猫背・デスクワーク疲れにも対応
  • ✅ 「どこに行っても良くならなかった方」こそ腕のねじれ改善で変化が出始めた
  • ✅ 根本から整えるから、変化が長持ち

高崎市・箕郷町の《整体ゆあさ》では、手首・肘・腕のねじれに着目した“全身連動型の整体”で、首・肩・背中・腰に広がる不調を根本から見直していきます。

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