
目次
はじめに
「正座ができない」「しゃがむと後ろに倒れてしまう」「和式トイレがつらい」──
こうしたお悩みを抱える方が、高崎市でも年々増えています。
実は、和式座りができない=足首やアキレス腱・ふくらはぎ・骨盤に深い問題があるサイン。
足首の硬さや腹圧の低下は、単なる柔軟性の問題ではなく、全身のバランス・姿勢・内臓機能・自律神経にまで影響します。
本記事では、和式座りができないことによる身体へのリスクと、整体で改善する方法を詳しく解説します。
なぜ今、和式座りができない人が増えているのか?
現代生活としゃがむ動作の減少
昔の日本人は、日常の多くを“しゃがむ姿勢”で過ごしていました。
正座・あぐら・和式トイレ・床での食事など、自然と足首・膝・股関節が動く環境にありました。
しかし今は、
- 椅子・ソファ中心の生活
- 洋式トイレの普及
- スマホ・デスクワークによる長時間座位
これらの要因で、足首の背屈(つま先を上げる動き)を使わなくなり、筋肉や腱が硬くなっているのです。
足首が硬くなると骨盤が動かない
和式座りでは、骨盤がしっかり後傾(後ろに倒れる)することが重要。
しかし、足首が硬いと重心が後ろに移動できず、骨盤が立ったままになります。
結果、背中や腰でバランスを取るようになり、慢性的な腰痛・背中の張り・猫背を引き起こします。
今、和式座りができない子どもが増えている理由
しゃがむ・正座する習慣の消失
近年、子どもの多くが「和式座り(しゃがみ込み)」や「正座」ができなくなっています。
その背景には、以下のような生活環境の変化があります。
- 椅子やソファ中心の生活
- 洋式トイレの普及
- 床で遊ぶ機会の減少
- 外遊びよりもスマホ・ゲーム時間の増加
これらの生活スタイルにより、足首・膝・股関節の柔軟性が低下し、しゃがむ動作そのものを使わなくなっているのです。
特に成長期に関節の可動域が狭いままだと、体幹バランスが未発達のまま固定され、
姿勢の崩れや「猫背・反り腰・O脚」などのゆがみが進行しやすくなります。
体育・スポーツへの悪影響
和式座りができない=足首が硬く、骨盤がうまく動かない状態。
この状態では、以下のような運動面でのリスクが現れます。
| 動作 | 起こりやすい問題 | 体の構造的原因 |
|---|---|---|
| 走る | スタートや踏み込みが遅い | 足首・アキレス腱の背屈制限 |
| ジャンプ | 膝・腰への負担が大きい | 骨盤の後傾ができず反り腰気味 |
| スクワット・しゃがみ動作 | バランスが取れず後ろに倒れる | 腹圧・体幹の弱さ |
| ボール競技(サッカー・野球など) | 方向転換で膝を痛めやすい | 股関節の可動域不足 |
| ダンス・体操 | 柔軟性が伸びない | 足首・骨盤・脊柱の連動欠如 |
このように「しゃがめない身体」は、動けない身体の前兆でもあります。
動作に“しなやかさ”がなく、ケガや疲労のリスクが高まり、
パフォーマンスが上がらない・持久力が続かないなどの悩みにつながります。
子どものうちから“しゃがめる身体”を取り戻すことが大切
高崎市の整体ゆあさでは、
お子さまでも安心して受けられるやさしい整体で、
足首・骨盤・背骨をミリ単位で整え、自然にしゃがめる柔軟な身体づくりをサポートしています。
しゃがめるようになることで、
✅ スポーツでの動きが軽くなる
✅ 姿勢が美しく集中力もアップ
✅ ケガの予防にもつながる
など、成長期の体づくりにも大きなメリットがあります。
和式座りができないことで起こる身体の変化
足首・アキレス腱・ふくらはぎの硬さ
足首は全身の土台です。
ここが硬いと、衝撃吸収ができず、膝・股関節・腰への負担が増します。
- 足首が曲がらない → 重心が前に逃げる
- アキレス腱が短くなる → ふくらはぎが常に張る
- ふくらはぎが硬い → 血流・リンパが滞る
これにより「むくみ」「冷え」「夜中のこむら返り」「下半身太り」「O脚・X脚」などが起こります。
腹圧がかからず、骨盤が後傾できない
しゃがめない人の多くは、腹圧が保てない状態。
腹圧とは、お腹の中の圧力で、姿勢を安定させる役割があります。
腹圧が抜けると、骨盤が後傾せず、背中が反り、呼吸が浅くなります。
結果として、
- 腰痛・反り腰
- 呼吸が浅い
- 便秘や内臓下垂
- 姿勢が崩れ猫背化
など、“見えない疲労”が蓄積していきます。
和式座りができないことで起こる主な症状一覧
| 症状 | 原因の構造的要因 | 整体的な視点 |
|---|---|---|
| 足首の硬さ | 背屈制限、距骨の固着 | 骨盤の動きを止める |
| ふくらはぎの張り | 腓腹筋・ヒラメ筋の短縮 | 下半身の血流停滞 |
| 腰痛 | 骨盤後傾不足・背骨の伸展過多 | 腹圧低下で腰椎が不安定 |
| 膝痛 | 足首・股関節の連動不良 | 膝にねじれストレス |
| 股関節痛 | 骨盤の後傾制限 | 内転筋・大腿筋膜張筋の緊張 |
| 冷え・むくみ | ポンプ機能低下 | 血流・リンパ循環の停滞 |
| 便秘 | 腹圧が保てない | 内臓下垂・自律神経の乱れ |
| 頭痛・肩こり | 背骨の連動不良 | 首・肩の代償緊張 |
和式座りができない人の姿勢の特徴
- 骨盤が後ろに倒れず、背中が丸まる
- 腹筋が使えず、胸が下がる
- 足首が伸びないため、しゃがむと後方に倒れる
- 太もも前面が張り、膝が伸びにくい
- 歩くときに地面を押せない
これらの姿勢は、「腰痛」「膝痛」「股関節痛」「肩こり」だけでなく、疲れやすさ・集中力低下・代謝低下にも直結します。
和式座りができないリスクは将来的な“老化サイン”
和式座りができない=体幹の柔軟性とバランス力が低下している証拠です。
これは単なる筋肉の衰えではなく、関節の可動域と神経の働きが落ちているサイン。
特に50代以降では、
- 転倒リスクの上昇
- 膝や腰の変形性関節症
- 骨盤の硬化による姿勢悪化
- 自律神経の乱れ
が目立ちます。
つまり、「しゃがめない身体」は、「動けない身体」への第一歩なのです。
和式座りと正座の違い
「和式座り(しゃがみ座り)」と「正座(せいざ)」には、どちらも日本的な座り姿勢という共通点がありますが、身体への影響や使われる筋肉・関節の動きには明確な違いがあります。整体的にみると、両者の関係を理解することは骨盤・股関節・膝・足首の可動性を整える上で非常に重要です。
| 項目 | 和式座り(しゃがみ座り・うんこ座り) | 正座 |
|---|---|---|
| 姿勢の特徴 | 足裏を地面につけ、踵を浮かせてしゃがむ | 膝を曲げて、踵の上にお尻を乗せる |
| 骨盤の位置 | 骨盤が自然に立ち、背骨がまっすぐになりやすい | 骨盤がやや後傾し、背骨が伸びにくい |
| 股関節 | 深く屈曲し、骨盤との連動が大きい | 運動範囲が狭く、圧迫が強い |
| 膝関節 | 開き気味で柔軟性を必要とする | 強く曲がり、膝蓋骨への圧迫が強い |
| 足首・アキレス腱 | 深く曲げて可動域を広げる | 伸ばした状態で圧迫されやすい |
| 血流・循環 | 末端まで流れが促されやすい | 長時間で滞りやすい |
整体的にみる関係性
和式座りと正座は、どちらも骨盤と下半身の柔軟性を測るバロメーターです。
現代人は椅子生活が中心のため、「和式座りができない」「正座がつらい」という人が増えています。
これは、次のような身体の硬さを意味します。
- 足首(距骨・踵骨)の動きが悪く、しゃがめない
- ふくらはぎ・太ももの裏(ハムストリングス)が硬い
- 骨盤が後傾し、腹圧が入らない
- 背骨が伸びず、猫背姿勢が定着
結果として、和式座りができない人は正座も苦しく、正座ができない人は骨盤の安定性を失いやすくなります。
つまり、「和式座り」と「正座」は連動関係にあり、一方が崩れるともう一方もできなくなる傾向があるのです。
和式座りができる人=骨盤が自由に動く人
和式座りは本来、子どもの頃は誰でも自然にできた姿勢。
この姿勢がスムーズに取れる人は、骨盤・股関節・足首が柔軟で、全身のバランスが整いやすい傾向にあります。
一方、和式座りができない人は以下のような不調が出やすくなります。
- 腰痛・股関節痛・膝痛
- 冷え・むくみ・便秘
- 立ち上がり時のふらつき
- 猫背・反り腰・O脚
アヒル座りで起こる身体への悪影響
「アヒル座り」は、見た目はかわいらしい名前ですが、整体的には関節や骨盤のねじれを招きやすい危険な座り方でもあります。
以下で、別名・特徴・体への悪影響をわかりやすくまとめます。
アヒル座りの別名
アヒル座りは、正式な医学用語ではありませんが、次のような呼び方があります。
| 呼び方 | 内容・特徴 |
|---|---|
| アヒル座り | 足を左右に開いて、お尻を地面につける座り方。膝が内向き、つま先が外向き。 |
| ぺたんこ座り | お尻を地面につけ、両脚を外に開く座り方。子どもや女性に多い。 |
| W座り(ダブルユー座り) | 上から見ると脚が「W」の形に見えることから。子どもの発育でよく問題視される。 |
| 内股座り | 膝を内側に倒して座るため、股関節が内旋・膝がねじれる状態。 |
つまり、「アヒル座り」「W座り」「ぺたんこ座り」は同じ姿勢を指す言葉です。幼児や女性に多く見られますが、長時間続けると骨格バランスを大きく崩します。
整体から歪みの視点で見ると、
アヒル座りは下半身から全身のゆがみを生む“ねじれ姿勢”です。
① 骨盤のねじれ・開き
- 股関節が左右非対称にねじれ、骨盤が外側に広がる(骨盤開き)
- 仙骨が後ろに倒れ、腰が丸まりやすくなる
→ 腰痛・反り腰・猫背・下腹ぽっこりの原因に
② 股関節・膝関節への過剰なひねり
- 大腿骨が内旋(内股)し、膝がねじれる
- O脚・X脚・膝痛・変形性膝関節症のリスク上昇
- 股関節が不安定になり、立ち姿勢のバランスも崩れる
③ 足首・距骨のねじれ
- 足の甲が外側に倒れ、扁平足・外反母趾になりやすい
- 足首の可動域が減少し、しゃがみ姿勢が取れなくなる
- 歩行の際に重心が外側に流れ、「膝が内・足が外」になるクセが固定される
④ 背骨・肩・首への影響
- 骨盤のねじれが背骨に波及し、側弯や肩の高さの左右差が生じる
- その結果、肩こり・首こり・頭痛・顎関節症・めまいなどにもつながる
子ども・女性に多い理由
- 股関節が柔らかく、内旋しやすい構造
- 関節や靭帯がまだ安定していないため、アヒル座りが“楽”に感じる
- しかし、続けることで骨格がねじれたまま成長・固定されてしまうことも
→ 子どもの姿勢や足の形、歩き方に早期から影響を与えるため、発達期の子どもには特に注意が必要です。
整体ゆあさ(高崎市箕郷町)のアプローチ
高崎市の【整体ゆあさ】では、和式座りができない方に対して、
足首・ふくらはぎ・骨盤・背骨・頭蓋骨を一体として整える施術を行っています。
全身連動のミリ単位調整
- 足首(距骨・踵骨)を整え、重心を正す
- 骨盤(仙腸関節)の後傾可動を回復
- 背骨〜頭蓋骨までの連動性を改善
さする調整法で骨格と筋膜の反応を整え、“しゃがめる身体”を脳から再学習させていきます。
整体後に得られる変化
- 足首が柔らかく、しゃがみやすくなる
- 背中がしなやかで腰が軽くなる
- 呼吸が深くなり、疲れにくくなる
- むくみ・冷えが改善され、脚がスッキリ
- 姿勢が整い、見た目の印象も若々しく
セルフケアで「しゃがめる身体」をつくる方法
① 足首ストレッチ
壁に手をつき、片足を後ろに引いてアキレス腱をじっくり伸ばす。
呼吸を止めずに20秒×3回を目安に。
② ふくらはぎほぐし
お風呂上がりに両手でふくらはぎを包み込み、下から上にゆっくりさする。
血流を促し、ポンプ機能を高めます。
③ 骨盤ゆらし呼吸
仰向けで膝を立て、骨盤を左右にゆらしながら深呼吸。
腹圧と呼吸リズムを整える簡単セルフケアです。
まとめ|しゃがめない身体は全身のバランスの崩れ
和式座りができない原因は、筋肉の硬さだけでなく、
足首・アキレス腱・ふくらはぎ・骨盤・腹圧・呼吸・姿勢が関係しています。
しゃがめない身体は、未来の不調のサイン。
今から整えることで、
✅腰痛や膝痛の予防
✅代謝アップ
✅姿勢美の改善
✅転倒リスクの低減
など、健康にも美容にも大きなメリットがあります。
高崎市で「しゃがめる・正座できる身体」を取り戻すなら整体ゆあさへ
整体ゆあさでは、国家資格を持つ整体師が一人ひとりの姿勢と可動域を検査し、骨格・筋膜・神経の連動を整えることで、和式座り、正座、しゃがむことが自然にできる身体へ導きます。
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