
側弯症を子供の頃診断されても、身体的苦痛が少ないと思い、そのまま大人になるまで、何もせずに放置する人も少なくありません。
「鏡をみてだんだん見た目が気になってきた。」
「肩のラインが合わない、服がズレる」
「ウエストライン・左右がズレる」
「呼吸がしずらく、浅い感じがする」
今回は、側弯症になる理由や原因、身体的不調など様々な視点から側弯症について解説していきます。
目次
大人になっても側弯症を気にしていなかった
側弯症と診断されてお困りの方は多いと思います。
「背骨が曲がっていますね」と言われても、
👉 どうしたらいいのか分からない
👉 手術するほどではないと言われた
👉 でも不調はつらい
そんな方が非常に多いのが現実です。
こんにちは、群馬県高崎市(箕郷町)の整体ゆあさです。
今回は、
👉 手術をするほどではない側弯症
👉 でも不調がある方
に向けて、
・側弯症の原因
・側弯症で起こる症状
・整体的な改善の考え方
を分かりやすく解説していきます。
前橋市にお住まいの20代保育士の女性のお客様のケースをご紹介します。
同じように側弯症による不調でお困りの方の参考になれば幸いです。
特に多いのは思春期の女の子。成長期に急激に背が伸びる際、筋肉や靭帯のバランスが崩れることで発症しやすくなります。男子にも見られますが、女性は発症率が高く、進行もしやすいといわれています。
側弯症の分類
| 種類 | 特徴 | 主な症状 |
|---|---|---|
| 特発性側弯症 | 最も多いタイプで原因不明。思春期に多く、肩や骨盤の高さの違い、肋骨の出っ張りが目立つ | 肩こり、腰痛、背中の張り、姿勢不良、呼吸が浅い |
| 機能性側弯症 | 足の長さの違い(脚長差)や骨盤の歪み、スポーツや仕事での偏った体の使い方から起こる | 腰痛、股関節痛、歩行の左右差、筋肉のこわばり |
| 先天性側弯症 | 生まれつき背骨の形成異常があり、成長とともに進行しやすい | 姿勢の崩れ、体幹バランス不良、呼吸のしづらさ |
| 症候性側弯症 | 神経・筋疾患など他の病気に伴って起こる | 筋力低下、歩行困難、呼吸・循環の不調 |
側弯症セルフチェック方法
前屈テスト(アダムス・フォワードベンドテスト)

- 足をそろえてまっすぐ立つ
- ゆっくりと前におじぎをするように前屈
- 背中や腰の左右差を観察
側弯症セルフチェック表
チェック項目 / チェック欄
- 前屈したときに背中や肋骨が片側だけ盛り上がって見える □
- 肩の高さが左右で違う □
- 骨盤(腰骨)の高さが左右でズレている □
- ウエストラインのくびれが片方だけ浅い □
- 立ったときに体が片側に傾いて見える □
- 猫背や反り腰が強い □
- 顎の位置が体の中心からずれている □
三つ以上当てはまる場合は、専門機関での整形外科受診で検査での相談、
側弯症のコブ角の程度の診断をおすすめします。
| タイプ | 特徴・状態 | 出やすい不調・見た目 |
|---|---|---|
| 胸椎側彎 | 胸の背骨(胸椎)が左右にカーブし、肋骨も一緒にねじれる | 背中の盛り上がり(肋骨隆起)・肩の高さの違い・呼吸が浅い・肩こり・背中の張り |
| 腰椎側彎 | 腰の背骨(腰椎)が左右にカーブし、骨盤と強く連動する | 腰痛・股関節痛・膝痛・骨盤の高さのズレ・歩き方の違和感 |
| 胸腰椎側彎 | 胸椎〜腰椎にかけて大きくカーブ(移行部にねじれ集中) | 背中〜腰の広い範囲の痛み・疲れやすい・姿勢の崩れが強い・全身バランスの乱れ |

側弯(カーブ)の進行の度合い
- 肩甲骨の高さが左右で違う
- 肋骨が片側だけ出っ張る
- 骨盤の傾き
- 姿勢の崩れ(猫背や反り腰)
進行すると肺や心臓が圧迫され、呼吸が浅くなることもあります。軽度では自覚症状が少なく、放置すると20歳以降に肩こり・腰痛・頭痛・しびれなどの不調が出やすくなります。
側弯症は、背骨の曲がりの強さによって状態が変わります。
一般的には「コブ角(Cobb角)」で判断されます。
■ 側弯の進行レベル
| 程度 | 角度 | 状態 | 出やすい症状 |
|---|---|---|---|
| 軽度 | 10〜20度 | 見た目の左右差が少しある | 肩こり・背中の張り・疲れやすい |
| 中等度 | 20〜40度 | 背中の盛り上がり・骨盤の傾き | 腰痛・呼吸が浅い・だるさ |
| 重度 | 40度以上 | 明らかな変形 | 呼吸障害・強い痛み |
ポイントは、
👉 **角度よりも「日常生活への影響」**です。
軽度でもつらい人もいれば、
中等度でも症状が少ない方もいます。
側弯症で起こりやすい症状

側弯症は「見た目の問題」だけではありません。
実際には、次のような症状につながります。
・ 肩こり
・ 腰痛
・背中の痛み
・呼吸が浅い
・疲れやすい
・頭痛
・自律神経
特に多いのが、
👉 左右どちらかだけつらい症状
これは、身体のバランスが崩れているサインです。
なぜ側弯症で不調が起こるのか?
側弯症の本質は、
👉 背骨の横の曲がり+ねじれ
です。
そしてこのねじれは、
👉 全身に連鎖します。
■ 側弯症のねじれ連鎖
・骨盤のゆがみ
↓
・腰椎のねじれ
↓
・胸椎のカーブ
↓
・肋骨の変形
↓
・肩・首のアンバランス
この流れによって、
症状が出てきます。
側弯症と筋肉の関係
側弯症では、筋肉のバランスも大きく崩れます。
■ 筋肉の変化
| 部位 | 状態 | 起こる症状 |
|---|---|---|
| 腹筋 | 片側が弱い | 体幹不安定 |
| 腰方形筋 | 片側が硬い | 腰痛・歪み |
| 背中 | 片側が張る | 慢性疲労 |
| 肋骨周り | 動きが悪い | 呼吸が浅い |
👉 特に「腹筋」と「腰方形筋」のアンバランスは重要です。
・支える筋肉(腹筋)が弱い
・引っ張る筋肉(腰方形筋)が硬い
この状態が、
👉 側弯症 腰痛 原因
👉 側弯症 筋肉 バランス
につながります。
当院が考える側弯症の原因
当院では、側弯症を
👉 結果として起きている状態
と考えています。
原因は日常生活にあります。
・片足重心
・足を組む
・猫背姿勢
・スマホ首
・長時間座り姿勢
これらが積み重なることで、側弯症からの不調
へとつながっていきます。

男女差・発症率の違い
軽度の側弯症は男女ともに見られますが、
進行する側弯症は女性が圧倒的に多いです。
| 男性 | 女性 |
|---|---|
| 発症は比較的少ない | 発症が多い |
| 進行しにくい | 進行しやすい |
| 症状が軽いことが多い | カーブが強くなるケースあり |
| 痛みが少ない | 肩こり・腰痛が出やすい |
つまり、曲がりが強くなるほど女性が多くなるという特徴があります。
側弯症が大人になってからの症状は、女性に多い
大人になると女性のほうが症状が出やすい傾向があります。
理由は
- 筋力差
- 出産による骨盤変化
- 姿勢習慣
などです。
そのため女性では
- 慢性肩こり
- 腰痛
- 股関節痛
などが出るケースが多いです。
大人の側弯症で重要なポイント
多くの人は背骨だけを治そうとしますが、
しかし実際には
- 足首
- 股関節
- 骨盤
- 胸郭
- 肩甲骨
など
全身のバランスを見ることが大切です。
身体全体の結果として起こっているからです。
背骨のカーブは多くの場合
側弯症で起こる全身連鎖(図解イメージ)

参考【側弯症のメカニズムとセルフケア方法】側弯症の胸郭ユニット・腰椎と骨盤ユニットのポジション不良&側弯症の胸椎・腰椎凹凸の考え方!
側弯症に対する運動療法・ピラティス!
| タイプ | 主な回旋 | 特徴 |
|---|---|---|
| 右胸椎カーブ | 胸椎:右回旋(腰椎・骨盤は左でバランス) | 背中右が盛り上がる・最も多い |
| 左腰椎カーブ | 腰椎:左回旋(胸椎は右でバランス) | 骨盤の影響が強い・腰の張り |
| S字カーブ | 胸椎+腰椎で逆回旋 | 最も複雑・全身 |
薬師寺偲 / Shinobu Yakushiji【理学療法士】

大人の側弯症からの痛み(前橋市20代女性 保育士)
ご来院の経緯
前橋市在住の20代保育士の女性。
子どもの頃に「側弯症」と言われた経験はあったものの、特に治療はせずそのまま生活してきました。
社会人になり、保育の仕事で
・中腰姿勢
・抱っこ
・前かがみの動作
が増えるにつれて、
慢性的な腰のハリ
肩こり
背中の痛み
疲れやすさ
といった不調が強くなり来院されました。
検査では、
・肋骨のねじれ(呼吸の左右差)
・骨盤の回旋
・顎の歪み(噛み合わせのズレ)
など、「側弯症由来の全身のねじれ連鎖」がはっきり確認できました。
側弯症から来ていた不調の原因
この方の身体では、側弯症の影響により以下のような連鎖が起きていました。
・背骨のねじれ → 肋骨の動き低下 → 呼吸が浅い
・骨盤の傾き → 腰の筋肉が常に緊張 → 腰のハリ
・胸郭の歪み → 肩甲骨の動き制限 → 肩こり
・頭部の傾き → 顎のズレ → 首こり・頭痛
つまり、
👉「腰や肩の問題」ではなく、
👉 子どもの頃からの側弯による“全身のバランス崩れ”が原因でした。
改善経過
施術では、
・足元の安定(重心バランス)
・骨盤・仙骨のねじれ調整
・背骨(特に胸椎)の可動性改善
・肋骨の動きと呼吸の回復
・首〜頭蓋(顎含む)のバランス調整
といった「全身調整」を行いました。
あわせて、
・呼吸トレーニング
・背骨の回旋エクササイズ
・日常姿勢の修正
などのセルフリハビリも実施。
その結果、
数回の施術で
「仕事終わりの腰の重さが軽減」
継続していく中で
「肩こり・背中の張りが気にならない日が増加」
現在は
月1回のメンテナンスで安定した状態を維持されています。
側弯症に対する整体的アプローチ
当院では、
👉 背骨だけを整えることはしません
重要なのは、
👉 全身のつながり
です。
■ 当院の施術の流れ
① 足元(重心)を整える
② 骨盤・仙骨の調整
③ 背骨の動きを出す
④ 肋骨・呼吸の改善
⑤ 首・後頭部の緊張を取る
⑥ 頭蓋骨のバランス調整
■ 特徴
・ボキボキしない整体
・10グラムタッチのやさしい施術
・自律神経まで考えた施術
を探している方に選ばれています。
側弯症で整体を受けるメリット
・肩こり・腰痛の軽減
・呼吸が深くなる
・姿勢が整う
・疲れにくくなる
・日常生活が楽になる
特に多いのが、
👉「身体が軽くなった」
👉「呼吸がしやすい」
という変化です。
まとめ|側弯症による不調でお悩みの方へ
側弯症は背骨のねじれだけでなく、全身のバランスに影響する症状です。
側弯症による肩こり・腰痛でお悩みの方は、放置せず、ぜひ一度「整体ゆあさ」にご相談ください。
あなたの体に合わせた整体で、快適な日常生活をサポートします。