
目次
腰椎の反りや骨盤前傾からくる出っ尻
反り腰・出っ尻反り腰」や「出っ尻」で腰痛に悩んでいる方は少なくありません。腰が伸ばせない姿勢が続くと、背骨や骨盤に負担がかかり、首・肩・腰にまで不調が広がります。い「反り腰」や「出っ尻」で腰痛に悩んでいる方は少なくありません。腰が伸ばせない姿勢が続くと、背骨や骨盤に負担がかかり、腰・脚にまで不調が広がります。
特にデスクワークやゴルフ、前かがみで荷物の持つ、しゃがむ作業など日常のクセが原因で、身体の一部に過度な緊張が生じます。
たとえば右手で物を握る際、多くの方は小指側の肘や手首に力をかけるため、背中から骨盤にかけて強い負担が走ります。これを繰り返すことで、
- 首がこって左右に回しにくくなる
- 肩甲骨や肩こりが強くなる
- 腰や骨盤まわりに痛みが出る
といった症状が現れます。数日経っても改善しない場合、単なる筋肉疲労ではなく、反り腰や骨盤のゆがみが背景にあることが多いのです。
こんにちは、高崎市の整体ゆあさです。
なぜ骨盤前傾で出っ尻になるのか ― 骨格と姿勢から見た原因

反り腰や出っ尻は、単なる姿勢のクセではなく、骨格のバランスの乱れから起こります。
- 骨盤の前傾:腸腰筋や大腿直筋が縮むことで骨盤が前に傾き、腰椎が強く反る。大殿筋は働きにくくなり、お尻が突き出して見える。
- 腰椎の過剰な前弯:脊柱起立筋が常に緊張し、腰の張りや慢性腰痛の原因に。椎間関節への負担も大きくなる。
- 胸郭の持ち上がり:腰の反りに連動して胸郭が前方に押し出され、鳩胸傾向や呼吸の浅さを招く。肩甲骨の安定も崩れる。
- 骨格タイプ:骨格ストレート型は出っ尻やぽっこりお腹が目立ちやすく、骨格ウェーブ型は骨盤の傾きが強まり下半身に負担が集中しやすい。
骨盤前傾と腰椎の反り、筋肉の関係性
筋肉の場所|どうなるか|結果としての影響
—|—|—
腸腰筋(股関節の奥)|縮む|骨盤を前に引き込み、腰椎を強く反らせる
大腿直筋(太もも前側)|硬くなる|骨盤を前に倒し、反り腰を助長する
脊柱起立筋(背骨まわり)|緊張が強まる|腰の反りが固定され、張りや腰痛が出る
腹筋群(お腹まわり)|弱くなる|お腹が前に突き出て、ぽっこりお腹になる
ハムストリングス・大殿筋(太もも裏・お尻)|弱くなる|骨盤を後ろに引けず、お尻が突き出して見える
👉 前側の筋肉(腸腰筋・大腿直筋)が縮み、後ろ側の筋肉(腹筋・殿筋・ハムストリング)が弱まることで、骨盤前傾 → 腰椎の過剰な反り → 出っ尻体型や腰痛へとつながります。
出っ尻の男女の割合(年代別目安)
年代|男性|女性
—|—|—
10代|やや少ない(筋力が強く安定しやすい)|比較的多い(成長期の姿勢変化・柔軟性低下)
20代|少ない(運動習慣で保持しやすい)|多い(ヒール・デスクワーク・美容姿勢の影響)
30代|増えてくる(座り姿勢・運動不足)|さらに多い(出産・骨盤の開き・子育て姿勢)
40代|腰痛と併発しやすい(筋力低下・体重増加)|非常に多い(更年期・ホルモン変化で筋力低下)
50代以降|少なくはないが腰痛型が増える|多い(骨粗鬆症や筋力低下で骨盤が傾きやすい)
👉 全体的に女性に多く、特に30代以降は出産や更年期の影響で反り腰・出っ尻の割合が高まります。
出っ尻セルフチェック表
チェック項目|YES/NO
—|—
壁に背中をつけて立つと、腰と壁の隙間に手のひら以上の空間がある|
立った姿勢でお尻が後ろに突き出て見える|
仰向けで寝ると腰が浮いて床にフィットしない|
ぽっこりお腹やお尻の出っ張りが気になる|
長時間立つと腰や首が疲れやすい|
👉 3つ以上「YES」があれば、反り腰・出っ尻の可能性が高いと考えられます。
改善のカギは腸腰筋
反り腰を悪化させる大きな要因が「腸腰筋の硬さ」です。腸腰筋は股関節を支える重要な筋肉で、縮むと腰が反り、ぽっこりお腹や腰痛を引き起こします。
腸腰筋ストレッチの方法
- 片足を前に大きく出し、反対の膝を床につける
- 背筋を伸ばし、骨盤ごと前に押し出す
- 太ももの付け根が伸びる感覚を感じながら20〜30秒キープ
- 左右交互に2〜3セット繰り返す
※腰を反らせすぎず、骨盤を立てる意識で行うことがポイントです。
整体による姿勢アプローチ
セルフケアは有効ですが、ゆがみが強い場合は自己流では限界があります。整体では以下のような調整を行います。
- 腰回りのバランスを整える
- 首や肩の筋肉をゆるめる
- 手首や足首のねじれを改善する
- 骨盤やアゴなど全身の連動を回復させる
施術後に「首が回るようになった」「腰を伸ばしても痛くない」と変化を実感される方も多くいらっしゃいます。
まとめ 高崎市整体ゆあさ(箕郷町)出っ尻の改善
反り腰や出っ尻は「体型の悩み」だけでなく、首や腰の痛みを招く深刻な問題です。
- 骨盤前傾 → 腰椎前弯 → 胸郭の持ち上がりという骨格連鎖が原因
- 筋肉バランスの前後アンバランスが姿勢を崩す
- 女性に多く、年代によって発症のきっかけが異なる
- セルフチェックやストレッチで早期対策が可能
もし「腰を伸ばせない」「首や腰の痛みが続いている」と感じる方は、専門的な全身矯正施術で根本から改善していくことをおすすめします。
群馬県高崎市で反り腰・出っ尻からの腰痛、姿勢でお悩みの方は、整体院【整体ゆあさ】までお気軽にご相談ください。