
目次
ぎっくり背中とは?
ぎっくり腰は知っている方は多いですが、「ぎっくり背中」はあまり聞いたことがない方も多いでしょう。
実は病名ではなく、ぎっくり腰や寝違いのように背中に急激な痛みを感じる症状のことをいいます。
ぎっくり背中症状は、肩甲骨の内側や背中の位置によってズキッとする激痛、呼吸が苦しい、動けないなど多彩です。ぎっくり背中とはどんな痛みかを知らないと、病院に行くべきか、整体や湿布で良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
普通の背中痛とぎっくり背中の違い|まとめ表
分類 | 普通の背中痛 | ぎっくり背中 |
---|---|---|
発症の仕方 | 徐々に痛みが出てくる(慢性的) | 急激に「ズキッ」と強い痛みが走る(突発的) |
原因 | 姿勢不良・筋肉疲労・ストレス・長時間の同じ姿勢 | くしゃみ・咳・急な動作・中腰姿勢で物を取るなど些細なきっかけ |
痛みの強さ | 鈍い痛みや張り感が中心 | 激痛で動けなくなることもある |
痛みの場所 | 広範囲にだるさ・重さを感じやすい | 背中の一点が鋭く痛むことが多い(肩甲骨まわり・背骨沿いなど) |
持続性 | 長く続きやすい(数週間〜数か月) | 数日〜1週間程度で落ち着くが再発しやすい |
呼吸への影響 | 痛みで浅くなることは少ない | 息を吸う・咳をするだけで痛みが走る |
整体での対応 | 筋肉のコリ・骨格のゆがみ調整、生活習慣改善 | 急性期は安静+炎症部位をかばう施術、再発防止の全身バランス調整 |
👉 普通の背中痛は「慢性的な疲労や姿勢の影響」が大きく、ぎっくり背中は「突発的な激痛」として現れる違いがあります。
整体院としては、ぎっくり背中の場合は急性期のケアと再発予防、普通の背中痛には生活習慣の改善と全身の調整が重要です。
ぎっくり背中が起きやすい動きTOP5
- くしゃみや咳をした瞬間 → 急な腹圧で肋間筋・背筋に負担、呼吸が苦しくなる
- 床からモノを拾って起き上がる瞬間 → 腰から背中にズキッ、動けない痛み
- 朝一の起き上がり動作 → 冷えと血流不足で筋肉が固まり、布団から起きると激痛
- 長時間デスクワーク後の背伸び → 固まった筋膜や関節が動かされ炎症
- 椅子から立ち上がる瞬間 → 骨盤と背骨の連動が乱れ、背中全体にビキッと響く
ぎっくり背中の原因と考え方
- 椎間板への過負荷
- 姿勢の歪み(猫背・骨盤の歪み)
- 冷えや疲労の蓄積
- 運動不足・筋力低下
ぎっくり背中原因の多くは慢性的な体の使い方にあり、ロキソニンや湿布、痛み止め市販薬では一時的な対処にしかなりません。
ぎっくり背中の痛みと場所・種類|症状チェック
痛みの場所 | 症状の種類 | 特徴・整体的視点 |
---|---|---|
肩甲骨の内側 | 鋭い痛み(ズキッとする) | 肋間筋の急な収縮。呼吸や腕の動きで痛み増強 |
肩甲骨の外側 | 鈍い痛み(ジワジワ) | 猫背や長時間デスクワークで硬直 |
背骨のきわ | 動作時の激痛(ピキッ) | 物を持ち上げたり咳で発生。椎間関節・靭帯に負担 |
背中中央 | 呼吸困難感を伴う痛み | 背骨と肋骨のねじれ。咳や深呼吸で悪化 |
背中全体 | 放散痛(広範囲の痛み) | 筋膜のつながりで腰・首に波及 |
わき腹〜背中横 | ひきつれ感・つっぱり | 体をひねると激痛。姿勢保持が困難 |
👉 ぎっくり背中症状チェックとして、これらの部位の痛みが当てはまる場合は注意が必要です。
ぎっくり背中の治し方|即効の対策
- 安静と冷却:発症直後は氷や湿布で冷やす
- 薬の活用:ロキソニン・痛み止め。ただし「効かない」と感じるケースも
- 寝る姿勢・寝方:横向きで膝を曲げると楽。仰向けは痛みが強い場合あり
- サポーター・コルセットで一時的に支える
- ツボ刺激・軽いマッサージ:膈兪(かくゆ)、大杼(だいじょ)周辺をやさしく
👉 ぎっくり背中治し方即効としてはまず炎症を抑えること。お風呂や筋トレは初期は逆効果です。
ぎっくり背中の治し方ストレッチ(痛みが和らいでから)
- 肩甲骨を寄せるストレッチ
- 息を吸いながら背伸びを軽く繰り返す
- 胸を開いて呼吸を深める
※無理なストレッチやマッサージは重症化のリスク。
ぎっくり背中は病院?整体?
- 病院(整形外科) → レントゲンで骨折や椎間板ヘルニアを除外、薬や湿布を処方
- 整体 → ぎっくり背中整体で骨盤・背骨・肩甲骨の歪みを調整、再発防止へ導く
👉 「ぎっくり背中何科?」と迷う方は整形外科で検査、その後整体で根本改善が理想です。
まとめ|整体ゆあさでの改善アプローチ
ぎっくり背中は**「疲労」「冷え」「姿勢のクセ」が積み重なり、一瞬の動作で発症します。
放置すると仕事を休むほどの痛み・息苦しさ・慢性痛**に広がります。
高崎市【整体ゆあさ】では、
- 骨盤・背骨・肩甲骨の調整
- セルフストレッチ指導
- 再発予防の姿勢改善
を行い、ぎっくり背中何日で治るかを短縮し、根本改善を目指します。
「ぎっくり背中で動けない」「ロキソニン効かない」とお悩みの方は、早めにご相談ください。